第206号 

1998年(平成10年)7月14日発行    1994年(平成6年)11月 1日創刊

目 次●com/j1998/07b.txt next (j1998/07c) previous (j1998/07a)
新聞簡訊
焦点報道●日本参議院選挙で自民党大敗、江沢民主席訪日に影響も
国内政治●胡耀邦氏の「清廉」を大特集
国内経済●朱首相の「持ち家普及」遅れる
中米関係●クリントン大統領訪中を米国民は評価
改革開放●著作権裁判をテレビ中継
国内経済●呉儀国務委員が人民元切り下げを強く主張
中日関係●遺棄兵器処理で近く合意か、中日の和解が重要と米誌
環境保護●日本の対中環境支援
中日関係●谷野新大使が講演で円安放置批判に真っ向から反論
中日経済●トヨタ、天津でエンジンの合弁生産開始
汚職事件●陳希同近日中に起訴
歴史発見●陳舜臣氏「孫文の足跡を訪ねて」
在外華人●インドネシア政府、暴動時の中国系婦女暴行事件で遺憾表明
社会之窓●改革・開放で離婚が急増、上海では離婚率3割に
社会之窓●日本国籍を選び、五輪目指す
社会之窓●密航ほう助で元奈良市職員逮捕
歴史発見●「北京原人は火を使用」に疑問
現地直送◆中国におけるパソコン最新事情・・・・・・・・・・・・Chris Ding
情報伝言◆第302回現代中国映画上映会
【新聞簡訊】
★[07/13] 中国人民銀行13日発表の元レートは次の通り。(単位、元)
 日本円(100円)       5・9196
 米ドル(100ドル)    827・9700
 香港ドル(100ドル)   106・9000
★[07/13] 今回の日本参議院選挙に、神奈川選挙区で清華大学卒の余志遠さんが 立候補し、2,149票を獲得したが、落選した。同じ選挙区にツルネン・マル ケイさん(フィンランド)も7,659票差で、4位(3位まで当選した)に留まっ て、落選した。

★[07/11] 毎日新聞によると、香港の「中国人権民主化運動情報センター」は浙 江省の民主活動家九人が十日、相次いで公安当局に拘束されたと発表した。同セ ンターでは「クリントン米大統領の訪中は人権問題の改善には何の役にも立たな かった」と批判している。拘束されたのは、いずれも「中国民主党」の党員で、 同党の結成を宣言した王有才氏ら。十日朝から夜にかけ、公安当局がメンバーの 自宅などを訪れ連行した。王氏らは先月二十五日にクリントン大統領が訪中され た際、中国民主党の結成を宣言した。しかし、団体登録は認められず、王氏は先 月ニ十九日にも一時、当局に拘束された。

★[07/10] 朝日新聞によると、中日政府は九、十の両日、北京市内で「中日人権 対話」を開いた。中国側は今秋署名する予定の国際人権B規約(政治的・市民的 権利)について、「一連の刑法、刑事訴訟法などの改正により、国内法との矛盾 はなくなった」と説明、順調に準備が進んでいると強調した。対話は今回が二回 目で、日本から上田秀明・外務省国際社会協力部長ら、中国から李保東・外交部 国際局長代理らが出席した。

★[07/10] 共同通信によると、今年二月、日本島根県鹿島町に集団密入国し入管 難民法違反の罪に問われた中国人のうち「子供を産むために日本に来た」と一人 っ子政策からの緊急避難を理由に無罪を主張、法務省に難民認定を申請中の妊婦、 李雪梅被告(25)の公判で、弁護側は十日、審理の再開を申し立てた。公判は 六日、検察側が懲役一年を求刑して結審、十五日に判決言い渡しが予定されてい る。関係者間で審理再開について協議したが結論が出ず、十三日にもあらためて 協議する。弁護側は、審理が再開されれば「難民に対し、不法入国を理由に刑罰 を科してはならない」とした難民条約に関する証拠を新たに申請する方針。

★[07/10] 共同通信によると、中国建設銀行は今年上半期に個人向け住宅ローン を55億元融資したが、下半期にはさらに295億元の融資枠を組み、政府公約 の国内総生産(GDP)8%成長達成に努力する。

★[07/10] 時事通信によると、山西省臨汾市の病院で、エイズウイルス感染を知 らずに血液を売っていた男性から採血し、それを輸血した患者がHIVに感染し ていたことが分かり、違法な採血と輸血をした病院の医師ら三人が当局に逮捕さ れた。十日付の中国青年報が伝えた。

★[07/10] 共同通信によると、チャイナ・デーリーは、広東省などで働く香港市 民が一九九二年の六万四千人から現在では十二万二千人に倍増している、と伝え た。経済不振の香港では就職難なことから、通勤可能な隣の同省深セン市などで 就職する市民が最近になって増加しており、二カ月前に設立された大陸の職業紹 介所の香港支店では、既に四百人から相談を受けた。大陸で働く香港市民の職種 は、支配人や管理職が四割を占め、次いで専門職や店員などとなっている。

★[07/09] 朝日新聞によると、解放日報は、上海地区で行われた全国統一大学入 試に、日本で製作、公開された映画「プライド 運命の瞬間」の感想を求めるき わめて異例な作文問題が出され話題になっている、と伝えた。報道によると、問 題は、五月九日付の国内各紙に掲載された東京発の新華社電「日本で東条英機を 美化する映画を上映」を読んで700字程度の読後感想文を書くもの。

★[07/08] 読売新聞によると、アジア経済危機による輸出の失速に悩む政府は八 日、インターネットを利用して、海外の企業に輸出商品などをPRする作戦に乗 り出した。国務院対外貿易経済協力部が同日、記者会見で明らかにしたもので、 中国語と英語によるホームページ「中国商品交易市場」 (http://www.moftec.gov.cn)を開設、有力輸出企業や主要輸出商品、政府統計 など、最新データにアクセスすることができる。

★[07/08] 時事通信によると、バシェフスキー米通商代表部(USTR)代表は 九日、上院財政委員会で証言、今年の米国の対中貿易赤字について「六百億ドル に達するすう勢になっている」と述べ、過去最大だった昨年の赤字額約四百九十 七億ドルから約二○%拡大するとの見通しを明らかにした。これは昨年の対日赤 字約五百五十六億ドルを上回る規模。

★[07/08] 共同通信によると、今年上半期の輸出は前年同期比7・6%の伸びで 870億ドル、同輸入が2・2%の伸びで644億ドルで、226億ドルの貿易 黒字となった。貿易総額の伸びは同5・2%で、政府目標の年間6・1%より低 くなっている。五月末の外貨準備高は1409億ドルで、年初より10億ドルし か増加しておらず、貿易黒字の一部は香港経済を支えるため香港に流れているの ではないかとの見方も一部で出ている。

★[07/08] 共同通信によると、四川省では四月下旬以来水害が多発、八日までに 百七十人が死亡し、千七百五十人が負傷した。直接的な経済被害は二十五億六千 万元に上った。今月三日から六日にかけても、省都の成都などが暴風雨に見舞わ れた。また、江西省など七省・自治区では六月中旬以来、水害により計五百二十 六人が死亡した。日本が援助供与したが、四川省はこの中に含まれていない。

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【焦点報道】
日本参議院選挙で自民党大敗、江沢民主席訪日に影響も

 十二日に行われた日本の参議院選挙で、自民党は大敗し、橋本竜太郎首相は十 三日午後2時の記者会見で辞意を表明した。新華社は、国内向けの記事で異例の 速報を行い、日本の政局に強い関心を示すと同時に「辞任により政局が動揺、経 済情勢が厳しくなる」との見方を紹介、国内経済への波及を懸念していることを 示唆した。

 中央テレビも十三日昼のニュースで、橋本首相辞任について報道するなかで円 安を招来したと批判した。同テレビは「消費税を引き上げて消費を抑制、円安に よって輸出を刺激、自国の経済問題を解決しないだけでなく、アジア諸国の経済 的困難を増加した」と、一部の世論を引用。

 同テレビ局は橋本首相が剣道が趣味であることを詳しく報道、九五年の日米貿 易交渉の際、カンター米通商代表(当時)から橋本通産相(同)に竹刀が贈られ た場面を紹介、さらに「歴史問題でも剣舞が好きなようだ」として首相の靖国参 拝を批判した。

 一方、十五日から中国訪問を予定していた小渕日本外相は、訪問を中止する意 向を固めた。今回の訪中で、九月の江沢民国家主席の訪日のための調整が目的だ った。訪日が予定通りに行われるかどうかが注目される。

 朝日新聞によると、江沢民国家主席が来日する際、二十一世紀の中日関係や協 力のあり方を示す共同文書を発表する方向で両国政府が事実上、合意しているこ とが十日、明らかになった。共同文書は、中国側が江主席の訪日の成果を強調す る狙いから提案。日本側は当初、歴史認識や台湾問題などにどう言及するかをめ ぐって対立すれば、「文書づくりが両国間の新たな懸案になりかねない」(日本 外務省高官)と慎重な立場だった。しかし、これまでの事務レベルの調整のなか で、日本側が「両国の二十一世紀の関係をうたう前向きなものならばよい」と求 めたのに対し、中国側もそうした方針に原則的に同意しているという。

 中日間には、一九七二年の共同声明、七八年の平和友好条約という二つの基本 文書がある。両国の基本的な関係はこの二つの文書に基づいて進められることは 変わらず、新たな共同文書はあくまでも、両国の協力関係の幅を広げるのが目的。

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【国内政治】
胡耀邦氏の「清廉」を大特集

 朝日新聞によると、政治改革や思想解放の進め方をめぐってトウ小平氏と対立 し、党総書記の職務を追われた故・胡耀邦氏を高く評価する特集記事が、十日付 の「中国信息報」に登場した。文化大革命で冤罪に問われた幹部の名誉回復をは かった胡氏の功績をたたえる本も現在ベストセラーで、胡氏自身の名誉回復につ ながる動きとして注目される。

 一九八一年六月に党主席(後に総書記)となった胡耀邦氏は、一時は最高指導 者、トウ小平氏の後継者と目され、飾らぬ指導者として人気を得た。だが八六年 末に発生した全国規模の学生デモへの対処が手ぬるいと批判され、八七年初めに 辞任に追い込まれた。

 以後は表立った政治活動はなかったが、八九年四月に心臓病で急逝すると、民 主化運動にも理解を示した指導者として追悼活動が盛り上がり、それが六月の天 安門事件につながった。

 その後は胡氏が新聞や書籍に登場する例はほとんどなかったが、十日付の中国 信息報は三ページにわたる異例の大特集を掲載した。同紙は国家統計局の管轄で、 独自の報道で知られる。「胡耀邦の人格の力」と題し、胡氏は一人の共産党員と して「清廉潔白だった」と評し、指導者としても「不正を嫌い、私腹を肥やすこ とはなかった」とたたえている。

 さらに総書記になっても家族も含めて質素な生活を心掛け、豪華な宴会や贈り 物は謝絶し、親族が自分の名を使って利益や、地位を得たりすることを厳禁し、 湖南省の古里を特別視せず、全国の貧困地区を選んで視察したことなどが、具体 例で解説されている。

 ただ失脚したくだりは「八七年初め、中央政治局拡大会議で総書記の職務を辞 した」とされただけで、学生の民主化要求デモなど当時の状況には触れていない。

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【国内経済】
朱首相の「持ち家普及」遅れる

 共同通信によると、政府は今年七月一日から、官舎・社宅から持ち家制度に転 換する住宅改革を本格的に展開する計画だったが、不景気で国民の購買力が追い 付かないことなどから計画を遅らせ、改革本格化の時期は各地方が実情に応じて 決めることになった。

 十一日付の工人日報が最近開かれた「全国都市住宅制度改革・住宅建設工作会 議」での決定として伝えた。同紙は持ち家だけでなく賃貸制度も市場経済化であ り促進すべきだ、と主張した。

 住宅改革は今年の国内総生産(GDP)八%成長公約実現の重要な手段で、成 長率達成の成否にも影響しそうだ。また、朱鎔基首相は三月の就任時の会見で住 宅建設が中国経済の新たな成長分野になるとし、「今年下半期に新政策を出し、 住宅配給を(やめ、)一律に住宅を商品化する」と意気込みを見せた。住宅改革 の遅れは首相の威信にも影響する可能性がある。

 同紙によると、武漢市では一日に発表する予定だった持ち家制度普及の施策実 施を「市民が高負担にまだ耐えられない」として延期。上海でも改革案の発表を 延期。広東省は持ち家制度の全面実施は二○○○年からとした。

 国有企業の多くが台所事情が苦しい中、持ち家制度本格化には巨額の企業補助 金が必要で、国家発展計画委員会の劉福垣経済発展研究所長は「住宅手当の増加 はコスト上昇につながり輸出競争力を落とす」と指摘している。

 北京市の場合、標準タイプの住宅で一平方メートル当たり五千元前後、五十平 方メートルで約二十五万元。このうち、補助金などを差し引いた個人負担が三分 の一で、これは都市住民一人当たり可処分所得の十六年分。しかし、分配だと同 じタイプの家で月三、四十元程度で、二十年住んでも購入価格の個人負担分の一 割ほどで済む。

 しかも、個人に対する銀行融資制度が未整備で、ローンが普及しておらず、一 括払いを求められるケースも多い。このため、国民の間で「高くて買えない」と いった声が高まり、不満のホコ先が朱首相に向かっている。

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【中米関係】
クリントン大統領訪中を米国民は評価

 米CNNテレビとUSAトゥデー紙が十日発表した世論調査によると、クリン トン米大統領の中国訪問の決定について、訪中前には賛成する人が五八%に対し 反対が三二%だったが、訪中後は賛成六四%、反対二七%と好意的に見る人が増 えており、訪中が国民から一定の評価を受けたことが明らかになった。

 大統領訪中により対中関係が改善するかどうかについては、訪中前は肯定する 人が四二%、否定する人が四八%だったが、訪中後は肯定する人が四九%に増加 し、否定する人は三八%に減った。

 対中国観では「非常に好意的」と「かなり好意的」と答えた人が訪中前は計三 九%だったのが、訪中後は計四四%に増え、改善が見られた。

 訪中前の調査は六月二十二、二十三の両日、また訪中後の調査は七月七、八の 両日に、電話インタビューで約千人を対象に実施された。

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【改革開放】
著作権裁判をテレビ中継

 読売新聞によると、十一日、北京市第一中級人民法院で行われた民事裁判の模 様が中国国営中央テレビを通じて全国に生中継された。先月下旬の中米首脳共同 会見などに続く異例のテレビ中継は、「開かれた社会」と「法治の発展」を内外 に印象付ける狙いがあるようだ。

 裁判は、映画制作所十社が、VCD(ビデオCD)制作会社三社を相手取り、 二十七作品の著作権侵害に対する損害賠償を求めて起こしたもの。女性裁判長が、 証拠調べや証人供述などを仕切る模様が約四時間にわたり放送された。

 法治の遅れが指摘される中での裁判の中継は、国民と企業の法順守意識の向上 を促す教育目的が大きい。また、「裁判の公開と公正」(中央テレビ)姿勢を示 すことで、裁判官の汚職まん延による国民の司法不信を払拭する目的もあると見 られる。

 さらに、世界貿易機関(WTO)加盟を目指す政府としては、欧米諸国から強 く要求されている知的財産権保護への熱心な取り組みをアピールする思惑もあり そうだ。もっとも、審理が専門的で、“教育臭”が強かったため、視聴者の受け はいま一つ。「役人の汚職事件の裁判こそ、生中継して公開すべきだ」(北京市 民)との声も聞かれた。

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【国内経済】
呉儀国務委員が人民元切り下げを強く主張

 共同通信によると、香港の雑誌、開放の最新号は、今年春以降、円安が急速に 進む中で開かれた政府の内部の会議で、呉儀・国務委員(対外貿易担当)が、中 国の輸出競争力の低下を懸念し、人民元を切り下げるべきだと強く主張していた ことが八日、明らかになった。

 同国務委員は席上、輸出減少が今年の経済成長率目標の八%を達成する上で障 害になると指摘。さらに「人民元レートを調整しないのなら、中央は貿易を主管 する自分の仕事に期待を持ってはいけない」とし、今後こうした経済情勢が続け ば、辞任する覚悟があることも示唆したという。

 同誌によると、指導部が、円安が人民元切り下げへの強い圧力となっているた め、日本と米国の政府に対応を要請。また、中央に専門グループを組織し、円安 がどの程度まで進行すれば、切り下げが必要になるのかという検討も進めている と報じた。

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【中日関係】
遺棄兵器処理で近く合意か、中日の和解が重要と米誌

 共同通信によると、米誌ニューズウィーク最新号は、旧日本軍が中国に遺棄し た化学兵器の処理問題について、中日両国が江沢民国家主席の九月の訪日を前に、 処理策で予備的な合意に近づいていると報じた。

 中国に遺棄されたマスタードガスなどを含む化学兵器は日本側の推定で七十万 発だが、中国側は二百万発と主張している。同誌によると、中国側は日本に対し、 戦争中の「犯罪的行為」と認めるよう要求しているが、賠償請求者の増加を恐れ る日本側が難色を示しているという。

 また同誌は、吉林省敦化では遺棄化学兵器による事故で多数の被害が出る恐れ があると懸念されており、日本政府が西側企業二社に事故防止対策を依頼したと 伝えた。

 また、同記事は、戦争の傷跡が両国関係に依然影を落とす中、国際社会での中 国の台頭で、両国の和解が従来に増して重要になっていると報じた。

 「両国が近代に入り対等に力を持ったことはなく、中国の台頭と日本の経済停 滞で、対等な関係が実現する可能性が出てきた」。

 同誌は日本企業が中国各地に進出している現状を紹介。旧日本軍が「二十万人 以上を殺害した」南京でも中日合弁でホテルが建設されるなど、「日本は中国最 大の貿易相手となっている」と伝えた。

 しかし、中国人は「日本人は戦争で犯した罪を認めたがらない」と批判し、日 本人は「企業活動で契約を守らない」中国側への不満を募らせているとし、両国 民が理解し合うのは容易でないと指摘。フランスとドイツを和解に導いたような 指導者が両国にはおらず、アジアの二大国は第二次大戦の苦痛と憤りを引きずっ たままだと分析した。

 一方で、若い中国人は日本のファッションなどにあこがれており、「両国関係 を過去の紛争だけで考えるべきではない」との日本語専攻の大学生の声を載せ、 日本の若者が戦争時の残虐行為についてもっと知識を持てば、両国民の誤解は減 少するとの期待を示した。

 同誌は、南京大虐殺の生存者で日本製品を一切使わずに過ごしてきた女性が、 日本の若者から送られた壁時計を使い始めたとのエピソードを紹介。「女性の子 供や孫が決める将来に向かって時を刻んでいる」と記事を結んだ。

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【環境保護】
日本の対中環境支援

 読売新聞によると、日本政府は十一日までに、中国の治水事業に関する無償資 金協力として、約十二億円を拠出する方針を決めた。十五日から初めて訪中する 予定であった小渕外相が、唐家セン外相に表明し、文書を交換する運びだった。 また、今年が中日平和友好条約締結二十周年にもあたることから、小渕外相は、 記念事業として、来日経験のない三十歳以下の青年、学生百人を日本に招く方針 も表明する。

 無償資金協力の対象となる事業は、湖北省の漢江上流の「水土保持林造成機材 整備計画」。同地域では、水域周辺の森林伐採などにより大量の土砂が下流の丹 江口ダムに流れ込み、水源確保に支障が出ていた。日本の資金は、保持林造成の ための苗木育成用機材、林道開設用機材の購入などに充てられる。

 青年ら百人を日本に招くのは、両国関係の今後を担う人材を育成するための研 修を目的とするもので、八月中旬に約十日間、東京のほか地方都市で受け入れる 予定だ。

 一方、日本通産省は九日、大気汚染や酸性雨の原因となる二酸化硫黄(SO2) を排出している国内の石炭火力発電所の公害対策として、煙から硫黄分を取り除 く脱硫装置を約一千基の石炭火力発電所に設置する支援策を固めた。江沢民国家 主席が九月に来日する際、具体的な計画案を提示する方針だ。

 支援は政府開発援助(ODA)や日本輸出入銀行の融資などを組み合わせて実 施する予定で、中国側の窓口である国家経済貿易委員会などとも協議し、設置対 象の発電所を選ぶことにしている。

 通産省は二十一世紀に向けた「十年計画」と位置付けており、エネルギー消費 の約75%を石炭に頼っている中国の公害対策に弾みを与えると期待されている。

 国内のエネルギー問題は、石炭火力発電で燃焼される石炭が多量のSO2を排 出し、その排出量は年間二千三百万トンと、日本の年間排出量の三十倍にも達し ていることだ。

 SO2は大気汚染を深刻化させる物質で、酸性雨の原因となったり、地球温暖 化の一因とも指摘されている。このため日本政府は、早急に抜本的な対策に取り 組む必要があると判断したもので、中日の官民合同で四月に開かれた「中日エネ ルギー円卓会議」も、石炭火力発電に脱硫装置を早期に設置する必要性を指摘し ていた。

 国内には約二千基の石炭火力発電所がある。大気汚染の少ない原子力発電など の開発も行われているが、運転資金などが安価な石炭火力からの切り替えは進ん でいないのが実情という。脱硫装置は一基当たり十四億円程度の高価な設備だけ に、最終的な支援額が巨額になる可能性もあり、今後の調整も必要になりそうだ。

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【中日関係】
谷野新大使が講演で円安放置批判に真っ向から反論

 朝日新聞によると、谷野作太郎新駐中国大使は十日午前、北京市内で講演した。 五月に赴任したばかりの谷野大使は、戦後、日本外務省の中国語研修を受けた初 の中国大使。この日の講演も中国語で行い、中国通ぶりをアピールした。もっと も内容はというと、国内の一部にある「日本政府が円安を誘導している」との見 方に対して、「我が国は、行き過ぎた円安が日本にとってマイナスだと認識して おり、円安を容認するものではない」と真っ向から反論するなど、「言うべきこ とは言う」姿勢も強調してみせた。

 講演は、中日平和友好条約が一九七八年に締結されて今年二十周年になること を記念して、中国社会科学院が主催した。谷野氏は七二年の中日国交正常化後、 北京に開設された日本大使館の初代館員の一人。今年九月には江沢民国家主席が 元首として初の訪日を予定していることもあり、「中日関係に精通した大使」の 登場に寄せる中国側の期待感は強い。

 谷野氏は中国のめざましい発展ぶりをたたえるとともに、中日関係の重要性を 説いた。そのうえで、歴史問題について「日本で再び軍国主義的な勢力が力を得 るようなことは決してないと断言できる」と話した。台湾問題については「我が 国は台湾独立や『二つの中国』を支持することはない」と、最近の国内からの日 本批判に反論。金融問題では、中国が人民元を切り下げない方針を堅持している ことを高く評価しつつ、円安容認論に対しては、「日本政府は必死になっていろ いろな施策を採りつつある」と強い調子で訴えた。

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【中日経済】
トヨタ、天津でエンジンの合弁生産開始

 朝日新聞によると、トヨタ自動車は、天津で乗用車用エンジンの合弁生産を始 めた。九日の工場開所式には、奥田碩社長も駆けつけ、「できるだけ早く小型乗 用車を天津で生産したい」と、次の目標への意欲を語った。政府が厳しく制限し てきた完成車合弁では、欧米企業が先行し、本田技研工業も来年、広州でアコー ドを合弁生産する。国内の乗用車市場は年産四十九万台だが、トヨタは巻き返し に懸命だ。

 「生産開始にいたる準備期間は会社設立からわずか二年でした」。奥田社長は、 式典でこうあいさつし、同社の意気込みを示した。工場は新築で、広さ約十万平 方メートル。日本から持ち込んだ最新鋭の工作機械が並んでいる。

 従業員は千五百人。延べ百二十六人が愛知県の工場で、平均三カ月の研修を受 けた。式典では、従業員の代表九人が壇上に上がり、「高品質で低コストのエン ジンをつくり、天津の自動車産業の発展のため頑張りたい」と決意を述べた。

 合弁会社は、天津トヨタ自動車エンジン有限公司。資本金は二億四千八百万ド ルで、天津自動車工業有限公司と折半で出資した。千三百CCのエンジンを年十 五万台つくる能力があり、当初は年産七万台の予定。部品の国産化率は五二%だ。

 生産したエンジンは、天津自動車がダイハツから技術援助を受けて生産してい る「シャレード(夏利)」に搭載する。奥田社長は「エンジンを動かして見れば 良さが分かってもらえるだろう」と胸を張る。カローラ用の千五百CCのエンジ ンもつくり、月約三千台を日本に輸出する。

 中国が乗用車合弁生産を海外に持ちかけた八〇年代、日本メーカーは「欧州進 出で手がいっぱいだった」と業界関係者は話す。そこへフォルクスワーゲン(V W)やシトロエン、プジョーなどが入り込み、VWが上海でつくる「サンタナ」 は年産二十万台を超す国内一のブランドになった。

 一方、トヨタはグループ企業のダイハツが八四年から天津自動車に対し、シャ レードと軽貨物「ハイゼット」の技術援助を実施してきた。しかし、完成車合弁 の認可はまだ得ていない。政府が示す「完成車合弁の前提条件」として、部品生 産会社の設立に力を入れ、現在グループで二十八社が進出、うち天津に十六社あ る。

 条件はもう一つあり、新しい車種を生産するには、中国側がつくっている既存 の車種を年間十五万台生産、十万台販売しないといけない。シャレードは年商九 万六千台になっている。これでやっと完成車合弁の申請をする「入場券」を手に することができる。

 国内ではようやく北京などで自家用車を買う人も出てきたが、昨年の自動車生 産台数は全国で乗用車四十九万台を含む百五十九万台。規模はトヨタ一社の三分 の一だが、そこに約百三十社がひしめいている。

 奥田社長は「中国は日本に近く、大市場で、欧州以上に重要だと思う。完成車 をつくるなら、シャレードより大きな車種だろう。中国進出が遅い、と言われる が、中国は申請を出してから認可が下りるまで時間がかかりすぎるのも一因だ」 と話した。

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【汚職事件】
陳希同近日中に起訴

 朝日新聞によると、北京市の元首脳が絡む汚職事件で、主犯格の陳希同・元市 共産党委員会書記が近日中に起訴されることが十一日明らかになった。経済開放 に伴って、幹部の腐敗も深刻になっているが、首都の汚職はその象徴。党の高級 幹部を法で裁けるかどうか、汚職撲滅に対する江沢民指導部の姿勢も試されてい る。

 関係筋が明らかにしたもので、事件については三月の全国人民代表大会で、最 高人民検察院が「陳希同書記の捜査が終了し、近く起訴される」と発表している。 一九九五年の事件発覚後、同年四月に市党書記を解かれ、九月には中央政治局員 も解任。九七年八月、党の処分として最も重い党籍はく奪処分になった。

 北京市党委員会の調査では、つい二年ほど前まで、一人の副市長が市の財政を 自在に操り、幹部は豪華な外車を乗り回し、住宅を何軒も占有し、子供たちを自 分の監督する部門で働かせ、甘い汁を吸わせていた事実が分かっている。

 昨年十二月、賈慶林書記(市長)は、「罪状は悪質で、全市に悪影響を与えた。 腐敗が処罰を受けなければ一般市民の信認や支持は得られない。反腐敗は党と国 家の存亡にかかわる重大な政治闘争だ」と反腐敗活動の強化を指示していた。

 陳希同書記が起訴されれば、有罪は確実と見られる。関係筋は懲役十二年にな る見通し、と言っている。

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【歴史発見】
陳舜臣氏「孫文の足跡を訪ねて」

 毎日新聞は11日、作家陳舜臣氏のハワイ訪問について記事を掲載した。それ によると、陳舜臣氏がこのたびハワイを訪ねたのは、中国の革命の父孫文(18 67〜1925)の足跡をたどるためであった。

 孫文は12歳のときから17歳まで、ハワイで成功した兄の孫眉のところにい た。13歳年長の兄である。孫文は人生の最も多感な時代をハワイですごしたこ とになる。

 孫文の思想にハワイは大きな影響を及ぼしたにちがいない。彼の足跡をたどり ながら、そのことを考えてみようというのである。

 それまで孫文の受けた教育は村の塾で、古めかしい漢文の口うつしのものだっ た。高遠な思想はあったかもしれないが、そんなものは教えはしない。ただただ 暗記のみだった。

 ハワイではキリスト教の牧師が、頭のよさそうな少年をねらって、さまざまな 教育を施そうとしていた。故郷の村塾の暗記一本やりとはちがって、少年孫文の 理解力のとどく教え方であった。孫文がキリスト教に関心をもったのは当然であ ろう。これが保守的な兄に気に入られず、17歳のとき故国に送り返されること になった。こうして孫文の五年に及ぶハワイ生活にピリオドが打たれたのである。

 送還された孫文は香港の医学校に入る。普通の子が受ける教育を彼は受けてい ない。ハワイのイオラニ・スクールは英語教育であり(孫文のこころは生徒数5 0人ていど。いまは千数百人でハワイ随一の名門校)、香港の西医書院(のちの 香港大学医学部)も英語で授業していたのである。普通教育といえば12歳でハ ワイへ行くまでに通った村塾だけだった。

 孫文には数多くの著述があり、そのなかに講演の記録も多い。晩年の香港大学 (彼はその前身の西医書院の第1回卒業生であった)でのスピーチのように英語 のものもあった。中国語のものも格調が高く、わかりやすい名文といってよい。 いったい彼はどこでそのような能力を身につけたのであろうか。

 独学といってよい。だが、彼は読書家であると同時に無類の話好きであった。 友人たちとの会話が、文章の源泉であったといえるかもしれない。そうすればか ならずしも独学とはいえないであろう。みんなから習った、と彼は言うはずであ る。

 ハワイに来た翌年、彼はイオラニ・スクールに入り、三年後に卒業する。50 人ほどのクラスに、中国人は彼を含めて5人ともいい7人だったともいう。1割 ていどの少数派だったのである。しかも清朝時代だったから弁髪にしなければな らない。豚の尻尾といわれた弁髪はよく目立ったし、嘲笑(ちょうしょう)の対 象となったものだった。

 孫文はつねに少数派であった。ハワイへ行く前から中国で少数のグループであ った「客家(はっか)」に属していた。客家とは読んで字の如く「客」すなわち あとから来た人たちのことである。その土地に昔からながく住んでいた人たちで はない。さまざまな事情で、もと住んでいた土地を追われてきたグループなのだ。 いわば新参者というほどの意味である。

 客家としての少数派、中国人としての異郷ハワイにおける少数派、反政府革命 家としての一般社会からみた少数派。孫文は少数派の道を歩んだ。そして、目指 すところは最後の少数派が、一般社会からみても多数派になることであった。

 清朝統治下の漢民族として、この時代の革命家はすべて民族派だったといって よい。孫文も反満州族の姿勢をとらざるをえなかった。しかし、彼の基本的な政 治思想は、民族をこえての平等を目指すものであったはずで、それはハワイ在住 の経験から得たのであろう。弁髪をひっぱられるていどのいじめはあったが、学 校の方針もキリスト教にのっとった自由平等であった。イオラニ・スクール卒業 のとき、英語クラスの第2位の成績で、ハワイのカラカウア王から賞品をもらっ ている。三年前は英語がひとこともわからなかったことを思えば、これは孫文の 頭のよさもあるが、学校に差別がなかったことのあらわれである。理想主義的傾 向の強い孫文は、当然、世界主義者でなければならない。彼自身もそうなりたい が、なってはならぬと言っている。

 「世界主義は虐げられた民族の説くべきものではない。われわれ虐げられた民 族はまずわが民族の自由平等を回復し、そのあとはじめて世界主義を言う資格を もつ。」これは一九四二年、死の一年前に58歳の孫文が、広州の高等師範(の ちの中山大学)においておこなった「三民主義」の講演の一部である。

 生来のコスモポリタンである孫文が、なぜ民族主義にこだわったかという謎が ここに解明されている。

 いまから七十年ほど前、中国には「宗族」はあっても民族はなかった、と孫文 は述べている。宗族とは祖先を共にする血縁集団で、家族をすこし大きくしたて いどのものだった。家族のために我が身をささげることはある。それをすこし広 げて、宗族のために犠牲になる精神はあるが、それまでなのだ。それを一歩進め て、民族のためという気持ちをもたせようとするのが、孫文のいう民族主義であ る。

 宗族は血縁のグループだが、地縁のそれもある。同郷といっても親縁関係も含 まれ、中国にあっては、とくに地方では宗族なみなのだ。こんなグループが「械 闘」なる武力衝突をする。宗族では李姓のグループと張姓のそれとが、武器を手 に争うようなもので、たいした理由もなしに死傷者を出している。

 台湾の住民は福建の泉州としょう(さんずいに文章の「章」の字体)州から来 た人が多く、この両者がいたって仲が悪い。私の故郷の新荘市は五十年前は人口 1万ほどのまちで、住民の大部分は泉州出身であった。淡水河をへだてた板橋と いうまちはしょう州人のまちで、たえずトラブルをおこしていた。新荘に住んで いた林本源という大富豪は、住みづらくなって、むかいの板橋に居を移したほど である。

 トラブルといっても、たいてい死人が出るので、戦いは情熱を傾けてするのだ。 その情熱をなぜ国のために捧げないのか。孫文の民族主義はそれを目指している。 おそらくいまのバルカン半島に燃えている民族主義も、世界を視野に入れた運動 にいずれつながるのではあるまいか。

 世界主義は熟した民族主義から生まれたのである。孫文は第一次世界大戦に参 戦を誘いにきたイギリス外交官の話をかいている。

 「参戦してドイツにとられた青島を取り戻しなさい」

 こう誘ったイギリス外交官に対して、孫文はつぎのように答えた。

 「青島は広州のずっと遠方で、広州の近くには香港がある。すこし遠くにビル マ、ブータン、ネパールがある。かつての中国領であり、いま君たちはチベット も取ろうとしている。いまわれわれは領土を取り戻す力はないが、もし力ができ たら、まずイギリスに占領された領土から取り戻すだろう」

 世界主義者が口にすべきことばではないが、彼は民族主義の域にも達していな い国民の一人としてあえて発言したのである。30分前に血相をかえていたイギ リス外交官も話をきいているうちに、「もし私が中国人だったら、あなたと同じ 意見をもつだろう」と言ったという。

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【在外華人】
インドネシア政府、暴動時の中国系婦女暴行事件で遺憾表明

 朝日新聞によると、インドネシア政府は十日、五月のスハルト前大統領の退陣 のきっかけとなった首都ジャカルタでの暴動の際、特に華人を狙った大規模な婦 女暴行事件があったことを認め、これらの女性の救済のためにトゥティ・アラウ ィヤ婦人問題担当相を長に女性らで編成される特別チームを編成した。同担当相 が国家人権委員会との会合で明らかにした。

 婦女暴行事件について、国家人権委員会は「組織的に行われた疑いが濃厚だ。 防止できなかった政府の責任だ」とする声明を発表し、徹底的な調査と政府の謝 罪を求めていた。非政府組織(NGO)の調査では千件を超えるケースがあった とされるが、治安当局は「実際に報告のあるのは一件だけだ」として事件の表面 化に消極的な姿勢を示していた。

 トゥティ担当相が明らかにしたところによると、ハビビ大統領は閣議でこうし た暴行事件が実際に発生したことを認め、遺憾の意を表明した、という。

 当地の華人の中には、暴行事件をきっかけに国外脱出した家族もある。華人実 業家などの間でも「この問題をきちんと処理しない限り、政府に対する信頼は戻 らない」として、徹底究明と処罰を要求する声が強い。

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【社会之窓】
改革・開放で離婚が急増、上海では離婚率3割に

 共同通信によると、国内では離婚が急増している。改革・開放が始まった翌年 の一九七九年の全国の離婚率はわずか四・七%だったが、九五年には一一・三% になり、上海では全国最高の二八%に上昇した。性問題研究の第一人者、劉達臨 ・上海大教授に背景を聞いた。

 ―かつての離婚観は。

 「離婚しないのは社会主義の優越性であり、離婚するのは腐敗した資本主義思 想の反映だといわれた」

 ―離婚や再婚をタブーとする社会要因もあったのか。

 「八○年代初め、ある女性は三十歳代で夫との感情が冷え切ったが、裁判所が 離婚を認めるのに十三年かかった。妻が夫に殴られても、独立した経済的地位が なく離婚できなかった。農村で結婚すれば生活範囲は狭く、一生、村の門を出る こともなかった」

 ―改革・開放後に離婚が急増したが。

 「農村でも夫が企業を起こし社長になり、外国人とも商売するようになった。 知識が広がり、妻に物足りなさを感じるようになる。女性も就業機会が増え自尊 心も増した。現在の離婚は女性の側からの申し出が多い」

 ―不倫も増えているのか。

 「商品経済を知り、人々は金銭を重視し何でも取引の対象とする。性生活は婚 外交渉や売春などで混乱している。生活水準が向上すれば、愛や性への欲求は高 くなり、夫婦間で満足が得られなければ外に求めかねない」

 ―離婚の増加は止まらないか。

 「社会に大変化が起きるとき、婚姻関係も変化し、離婚率上昇に反映される。 上海の離婚率は今後も徐々に上昇し得るが、何年かすれば下降に転じるだろう。 家庭や婚姻生活も安定するだろう」

 ―なぜ上海が離婚率トップなのか。

 「上海は経済の中心であり、社会、経済の変化が最も速いからだ」

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【社会之窓】
日本国籍を選び、五輪目指す

 毎日新聞は元中国女子ソフトボール選手の日本帰化前後のスポーツ人生を紹介 した。それによると、二年前の夏、宇津木麗華(35)=中国名・任彦麗(日立 高崎勤務)は、女子ソフトボールの日本代表に選ばれながら中国側の承認が得ら れず、直前になって出場の機会を奪われた。現役最後となるはずだった五輪の舞 台。立ちはだかった国籍のカベ。しかし、心はグラウンドから離れなかった。二 十日からシドニー五輪の出場権をかけ静岡・富士宮で始まる世界選手権に全日本 の4番・三塁手で出場。姉のように母のように慕ってきた宇津木妙子・全日本監 督(45)=日立高崎監督=とともに、二年後へ向けた戦いが早くも始まる。

 日本代表がアトランタで戦っていたころ、群馬県高崎市の日立高崎女子ソフト ボール部合宿所をある女性が訪ねてきた。プロゴルファーの岡本綾子だった。岡 本は宇津木監督と旧知の仲。岡本が大和紡でソフトボールをしていた当時、宇津 木監督はユニチカの選手だった。岡本がゴルファーとして名を上げた後も2人の 親交は続き、岡本がオフの時は日立高崎の部員と一緒にトレーニングをする。

 日本を出発する前、宇津木監督は「ニン(宇津木麗華の中国名)、大丈夫かな」 と岡本に相談を持ち掛けた。そこで、代表から外れたニンを気にかけて、岡本が 合宿所を訪ねてきたのだ。中国から日本にやってきたニン。日本を離れて米ツア ーで戦った岡本。外国での孤独は同じだった。

 しかし、人生訓や米国での体験談を押しつけたりはしなかった。むしろ「ちょ っと打ちっ放しにでも行く?」と誘ってニンの気持ちをほぐそうとした。

 「ソフトをやりたくないならやらなくていいし、やりたい時がくれば始めれば いい。他にやりたいことがあるのなら気持ちを抑えることはないのよ」

 五輪が終わり、帰国した宇津木監督は驚いた。ニンが耳にピアスをつけ、髪を 伸ばしていたからだ。

 彼女は一度、ピアスというものをしてみたかったのだ。少しおしゃれをしてみ ると抑えていた気持ちが解放されて楽になった。どこかへ逃げ出したいという気 持ちは薄らいでいき、逆に心の底から沸き上がってくるものを感じた。

 「今、中国に帰るなら、何のために日本人になったのか分からない。再び全日 本に入って世界で戦う」。自ら出した答えだった。

 宇津木監督はアトランタにいる間も心配で、毎日のようにニンに電話をかけて いた。しかし、ふっきれた姿を見て安心した。「チームのためにもう一度がんば ろうよ」とさりげなく励ました。

 今年二月、久しぶりに中国に帰った。69歳の父、任位凱さんが脳こうそくで 倒れたからだ。元軍人の父は日本行きに一番反対した人で、娘を結婚させたがっ ていた。

 北京の病院に行くと、看護婦がすぐ「お父さんの前で泣いたらだめ。興奮する と病状が悪化するかも知れないから」と言った。病室の父は話ができる状態では なかったが、娘を見ると号泣した。娘にこんな姿を見せたくなかったのだろう。 北京には三日滞在しただけで日本に戻った。

 ニンは「心のどこかでいつも中国を思っている。私を育ててくれた国。でも帰 るつもりはない。この日本で自分の道を自分で切りひらきたい」と考えている。 そんな彼女に宇津木監督は五輪の晴れ舞台を、と願う。「二年後、ニンは37歳。 そんな年齢でやっている選手は世界をみてもそうはいない。もしシドニーに出ら れれば記録的なことよね」。そして、岡本も「きっとシドニーに応援に行くから」 と約束したという。

 ニンが15歳の時、日本代表が中国に遠征してきた。当時選手だった宇津木監 督のプレーぶりに強い印象を受け、本人も中国代表の主軸打者に成長。2人の交 流も始まり、一九八八年三月に来日、群馬女子短大を経て九十年に日立高崎に入 社した。九五年八月、日本国籍取得が認められ改名。戸籍は別だが、宇津木監督 の名字を名乗らせてもらい、中国名から「麗」と中華の「華」を採った。アトラ ンタ五輪を控えた九六年六月、「国籍変更後三年未満の場合は、新旧両国五輪委 員会の承認が必要」との五輪出場資格規定に対して中国側の了解が得られず、日 本代表から外れた。今回の世界選手権には、米国、中国、韓国、豪州、日本など 17チームが出場、上位4チームがシドニー五輪への切符を得る。

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【社会之窓】
密航ほう助で元奈良市職員逮捕

 共同通信によると、密航あっせん組織「蛇頭」のメンバーに旅券を売り渡し、 日本密入国者の手助けをしたとして、大阪府警外事課と関西空港署は十一日まで に、入管難民法違反の疑いで、奈良県広陵町弁財天八四、元奈良市職員、月川明 行容疑者(24)ら四人を逮捕した。

 四人は旅行先の中国で蛇頭のメンバーに接触、うち一人が自分の旅券を売却し たという。

 中国人の密航事件では、日本国内の暴力団関係者が蛇頭と組んで密入国を手引 きするケースが多かったが、旅行者が渡航先で蛇頭に協力し摘発されるのは異例。 大阪府警外事課などは、蛇頭とかかわりを持った経緯などについて四人を追及し ている。

 調べでは、月川容疑者らは昨年六月、中国に渡航、うち一人が旅券を蛇頭のメ ンバーに売り渡した。その際、中国人密航者を日本に引率し、成功した場合、報 酬を受け取ることを蛇頭側と約束。同年七月、旅券の名義人になりすました中国 人男性と一緒に関西空港から入国し、男性の密入国を手助けした疑いが持たれて いる。

 旅券を売り渡した本人は、その後在外公館に虚偽の旅券紛失届を提出、渡航証 明書を発行してもらい帰国したという。

 外事課などは、蛇頭の中に邦人旅券の偽造グループが存在しているとみて組織 の解明を進めるとともに、偽造旅券で入国した男性の特定を急いでいる。

 月川容疑者は奈良市環境清美部に勤務していたが、昨年退職した。

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【歴史発見】
「北京原人は火を使用」に疑問

 時事通信によると、十五万−六十万年前の化石人類、北京原人が発見された周 口店の洞穴の土壌に、木を燃やした後の灰が含まれていないことが国際的な学者 グループの分析で明らかになり、北京原人は火を使用したとの通説に疑問が投げ 掛けられている。

 一九二七年に北京原人が見つかった北京の南西約五十キロにある周口店の洞穴 からは、大型動物の焦げた骨や、肉を切り裂くために使ったとみられる石器も出 土し、ここが人類最古の炉端の跡であるというのが通説になっていた。

 しかし、十日発売の米科学誌サイエンスに掲載されたイスラエル、中国、米国 の学者五人による共同執筆論文によると、洞穴の土壌からは、火を使用した証拠 となる灰や炭の痕跡は検出できなかった。

 それによると、これまで炉端の跡と思われてきたものは、洞穴の底に一時期あ った池のたい積物である可能性が高い。黒く焦げた骨は、別の場所で何らかの自 然現象によって焼かれ、洞穴まで水に流されてきたのではないかという。

 論文は「焦げた骨と石器が同じ場所にあったことは、火の使用を暗示するだけ で、その証明にならない」と結論付けている。

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【現地直送】
中国におけるパソコン最新事情

Chris Ding
ding@jcd.co.jp

・どのくらいのPCが出荷されているの?・どんなPCが使われているのか?

 中国で、九七年に300万台のパソコンが売られ、出荷台数はアジアで韓国と 台湾を抜き、日本に継ぎ2番目になった。その内、家庭用パソコンの台数は54 万台、ノートブックが、21万台となっている。国内ブランドのパソコンが18 0万台出荷され、60%のシェアを獲得している。

 国外ブランドのパソコンはやはり世界のトップメーカが勢揃い、IBM、CO MPAQ、HP、DECとずらし並んでいる。国内メーカは「聯想」、「長城」 を始め、十数社が争っている。この数字は、電子工業部省が発表したもので、実 際の台数は組み立てを含むと400万台にも上られていると見られている。ブラ ンド効果やサービス保証などを武器に、外国勢は割高の価格で販売している。

 国内メーカは外国メーカとの直接対決を避け、外国ブランドも代理しながら、 割安で中間層のユーザーをねらっているのが多い。中国国内の流通コストが高く ないのでパソコンの価格も欧米並みである。

・パソコンショップってあるのか?(どのような場所でパーツ類を買っているの か?)

 中国では、パソコンマニアやパワーユーザーのほとんどがパーツを買って自分 で組み立てる。自分で組み立てると、国外ブランドの1/3、国内ブランドの2 /3の価格で済むし、自分の使い道に合わせたスペックのPCも出来上がる。パ ーツは台湾、東南アジア、深せん(せんは王川と書く字、香港に隣接する中国の 4つの経済特別区のひとつ)製がほとんどで、ほぼ米国に2、3ヶ月遅れのペー スで、最新のパーツが入手できる。しかし、ハイスペックのパーツは価格が高く、 やむを得ずに中間レベルのものにしてしまうのが普通である。スペックはPen tium CPU、32MBメモリ、1GBのハードディスクが一般的。

・海賊版の功罪、VCDプレーヤー

 日本では個人ソフトが手頃の価格になっているお陰で、違法コピーがかなり少 なくなっていると思うが、中国ではまだ海賊版が横行している。ソフトを購入す るお金があまりないから(あっても買わない?)、海賊版を買ったりや友人から コピーしたりするのも平気。国語がサポートされていると書かれたソフトを購入 し、インストールしたら漢字がでないということがよく耳にする。結局どうして かというと、台湾のソフトがそのまま大陸の方に流されている。海賊版が横行し ていることで、初心者が大変苦労することは想像がつかないのでもない。海賊版 と正規版の区別もつかないユーザーもいるほど。パワーユーザーは、チャレンジ の精神が旺盛で、どんなソフトであってもとにかく使えるようにするまで落ち着 かない。最新のソフトを使いたくなったら、英語版をそのまま使ってしまう。

 日本ではほとんど知られていないが、中国でパソコンを家庭に押し込んでいる のは海賊版VCD(ビデオCD)である。香港映画、カラオケ、洋画などVCD が10〜20元(200〜300円)程度の価格で売られている。当初はCDド ライブ、MPEGボード、スピーカというセットで売られていたが、現在はパソ コンに標準でついているのがほとんど。だれも予測できなかったのは、海賊版V CDによって、中国で専用のVCDプレーヤー市場が誕生した。現在、中国国内 だけでも数十社がVCDプレーヤーを生産している。

・中国の文字の入力方法

 中国人がPCを使おうとすると、最初にぶつかる壁はやはり漢字入力。100 個くらいのキーの組み合わせで何千個の漢字を入力しなければならない。

 中国語入力で一番有名なのは「五筆」という方法で(王永民という元の中学校 の先生が発明し、特許を取っている)、字形による入力である。普通の英字キー ボード(中国版のキーボードはまだない)の25個のキーに字根という字をアサ インされる。例えば、「李」という字を入力するには、「木」と「子」がアサイ ンされているキーを押せばいい。平均的に一つの漢字を入力するには、キーを押 す回数は4回以下であり、英文入力よりも速い。しかし、「五筆」で入力できる までにはある程度の練習しないとできない。中国では、コンピューターを使えな い人が手書きした文章を専門のタイピストがコンピューターに入力することもま だ多い。若い女性に「五筆」でコンピューター入力する仕事も結構人気がある。

 現在、中国語の入力方法は何十種類があると言われている。その中で、もう一 つよく使われる方法は「PinYin」という方法で、日本語のローマ字入力と 似ている方法である。中国語にはカナがないので、日本語みたいにローマ字ー> かな、かなー>漢字2段階変換ではなく、ローマ字ー>漢字変換1段階変換しか ない。この方法を使うには、標準語の北京語をしゃべれないととてもできない。 中国語に同音字が多いので、同じ発音の漢字のリストから数字キーか矢印キーを 使って選択しなければならない。単漢字ではなく、単語単位で入力するのが主流 になっているが、入力スピードの面ではまだ「五筆」にかなわない。方言の多い 中国では、この方法の使用範囲は限られている。しかし、筆者のような北京語が しゃべれて、大量に中国語入力をしない人は、やはり「Pin Yin」の方法 を選択する。

・Internetをどのように使っているのか?

 中国では、95年に始めて、インターネットに接続され、現在60万くらいの ユーザーがいる。ユーザーが主要都市に集中しており、北京だけで10万人くら いいる。2000年に200万人のユーザーになると中国の郵電部が見込んでい る。

 最大のISPは郵電部の傘下のChina Telecomが運営しているC hinaNetである。都市間は64K のデジタル専用回線でつないでいる。 全国主な都市の郵便電信局が窓口になっている。ユーザーはモデムと電話回線を 使って、地元の郵便電信局にダイヤルアップして接続する。サポートされている 速度は28.8kbpまでというのが一般的である。

 ISDNは北京と上海で実験的に導入され、本格的な普及はまだ先の話。現在 欧米で既存の銅ケーブルを使って、数MBの転送速度をサポートできるxDSL が急速に浮上しているので、中国ではxDSLの方が先に普及するような気がす る。

 95年当初はインターネットの加入料金、月々の使用料金はいずれも2、3千 元(約4万円)くらいで、利用者は外資系企業ユーザーか外国からの帰国者がメ インだった。しかし、China Telecomは国外でのインターネットの 普及の勢いを感じ、市場の将来性を見込んで、他のISPが追従できないような 価格設定を行った(NTTのOCNみたいな感じ)。加入料金は100元(キャ ンペーンで無料にすることもよくある)、月々の料金は最小使用時間を5、10、 20、40時間と分け、50、100、300、600元と設定されている。最 小使用時間を超えたら、1時間20元と追加料金を請求される。これくらいの金 額だと、パソコンを買える人にとっては手が届ける価格である。

 インターネットの利用目的は電子メールは中心で、ネットサーフィングするユ ーザーが少ない。ネットサーフィングすると、つい時間が長くなり、月末になる と目が膨らむほどの請求書が訪れてくる。中国国内のコンテンツもまだ少ないし、 外国のコンテンツをみると外国語ばかりなので、それほど見ようともしないのが 実情のようだ。

・中国でのパソコン出版物

 中国では、パソコン関係の出版物がまだ数少ない。出版コストの関係かもしれ ないが、週間新聞の方が月間雑誌より多い。

 一番影響力のあるのは「計算機世界」という週間新聞。80年代の初期からI DGグループの中国での合弁企業より刊行されている。「総合版」、「国際版」、 「国内版」、「市場版」、「学習版」、「ネットワーク版」などがあり、一期で 200くらいのページ数がある。IDGグループという情報源があるので、ほぼ リアルタイム的に国外の情報が伝わってくる。一期1元というやすい価格で、8 ページか12ページの夕刊紙やスポーツ新聞と同じくらい。広告のページが多い のも特徴の一つで、初めてこの新聞をみる中国人はその多さに圧倒されるのが多 いようだ。

 パソコンマニアには、「電脳報」という週間新聞が人気があったが、今ソフト ウェア関連情報が多い「軟件報」に追いつかれつつ状態。

 月刊誌とは、二年ほど前から、Ziff−Davisが中国に進出し、「PC  Computingと「PC  Magazine」を出版している。内容は ほとんど英語版を翻訳した感じで、国内ユーザーにすぐに役立つ情報は少ない。

(提供:李拡建)

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【情報伝言】
第302回現代中国映画上映会

●上映作品:劇映画「香魂女〜湖に生きる」(原題:香魂女) 
      1992年長春映画制作所・天津映画制作所共同制作
      ベルリン国際映画祭グランプリ(金熊賞)受賞作品
      35mmカラー・ビスタビジョン   103分   日本語字幕スーパー 
      監督:謝飛    脚本:謝飛     撮影:鮑肖然 
      主演:斯琴高娃、伍宇娟、雷恪生、陳宝国、馬暁晴 
●上映日時:7月18日(土)  午後6:55〜(開場は6:35)
●会 場 費:1100円(現代中国映画上映会会員証所持者)
            1400円(会員証非所持者=一般)
            入会金は500円で、その場で同時入会可能、有効期間1年
●主 催 者:現代中国映画上映会
            〒113-0033  東京都文京区本郷1-5-17 三洋ビル63
            03-5689-3763 (案内兼用の留守番電話)
            080-315-1203 (実行委員所持の携帯電話)
            gentyuei@parkcity.ne.jp
●詳細情報:http://www.parkcity.ne.jp/~gentyuei/future.htmにあらすじや解
      説の他、スチール写真などあり
提供:清水裕司
hshimizu@pyramid.co.jp


華声和語 編集担当:徐 剛; 校正担当: 許 革、濱田 初美      HP作成:徐 挺、劉 旻      編集局長:郭 桑      登録先:com-l-request@come.or.jp      無料購読:Subject: subscribe-com      自動脱退:Subject: unsubscribe-com      HELP:Subject: help
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(C)www-admin@www.come.or.jp (F.Qian),         July 14, 1998