
★[10/21] 中国人民銀行発表の元レートは次の通り。(単位、元) 日本円(100円) 7・3890 米ドル(100ドル) 829・78 香港ドル(100ドル) 107・35
★[10/21] 毎日新聞によると、環境保全を呼びかける第1回中日友好ジョイント 企画「森からのメッセージ&コンサート」(華文中国民間文化芸術発展公司・人 心緑化協会主催、中国文化部など後援)が20日、北京市内で開かれた。「自然 と共生し地球再生を目指す」をタイトルに、日中両国の関係者が、自然への慈し みをテーマにした歌曲を紹介し合った。
★[10/20] 中央テレビによると、甘粛省酒泉衛星打ち上げセンターから「長征2 号D」ロケットで同国7番目の科学探査・技術実験衛星を打ち上げた。10分後、 軌道に乗り、計器は正常に作動している。15日間かけて、探査データを得るほ か、宇宙空間で実験を行う。長征シリーズのロケットによる打ち上げは今回で4 3回目。
★[10/19] 作家のドゥアンムウ・ホンリアン氏が5日、病気のため北京で死去、 85歳。魯迅、茅盾らと共に左翼作家連盟で活動し、日本の侵略に抗議する35 年の12.9運動に参加した。代表作に、東北部(旧満州)での抗日運動を描い た長編小説「科爾沁旗草原」(39年)、「曹雪芹」(80年)など。「東北作 家群」と呼ばれるグループの代表的な存在だった。
★[10/19] カナダの民間軍事戦略問題研究所「漢和情報センター」の平可夫・高 級研究員が日本朝日新聞に明らかにしたところによると、ロシア製のスホイ27 戦闘機のライセンス生産を計画している中国はこのほど、生産機種をロシア軍が 装備している基本型のS型を改良したスホイ27SKとすることを決めた。
★[10/18] 毎日新聞によると、中国とインドの国境問題解決を協議する中印合同 作業委員会が18日まで北京で開かれ、国境線についての意見相違は話し合いで 解決していくことに合意、国境警備部隊の相互交流を推進し、国境警備代表会議 を開催する――などを申し合わせた。
★[10/18] 時事通信によると、上海市の裁判所は18日、著名な女性作家、戴厚 英さん(58)を殺害したとして起訴された陶鋒被告(27)に死刑判決を言い渡し た。新華社電によると、陶被告は8月25日、同市内の戴さんの自宅で戴さんと そのめいを殺し、預金通帳などを奪って逃走したが、9月15日に安徽省で逮捕 された。被告は戴さんとは顔見知りだったという。
★[10/18] 共同通信によると、アジア各国の宗教家が宗派を超え地域紛争や環境 問題など共通課題を話し合う第5回アジア宗教者平和会議(ACRP)が15日 からタイ中部アユタヤで開かれているが、中国代表団が17日、台湾の正式参加 を推進する各国に抗議して退席したことが18日分かった。
★[10/18] 共同通信によると、松下電工は上海市にある建築材料や住宅設備のコ ンサルタント会社「上海嘉潤商貿中心」と合弁で、家庭用ユニットバスや洗面台 の生産・販売会社「上海松下電工有限公司」を来月中旬、上海市に設立すると発 表した。
私は仕事は新聞社の編集者でございますが、昨年、楊州から西安まで徒歩で歩 く、という計画を実行しました関係で、中国人の友人ができました。以後現在の 日本の中国留学生入国制度を改善するための「開けゴマ(芝麻開門)の会」をつ くっております。書き込むのはこれがはじめてですがよろしくお願いいたします。
現在、中国留学生/就学生(語学学校などの生徒の役人流の呼び方)に対する 法務省・入国管理局の姿勢は「できれば一人も入れたくない」というほど厳しい ものです。私が保証人になった中国の極めて優秀な女性も「保証人との縁が薄い」 との理由でこの9月初め、不許可でございました。
このことの是非はさておき、そのため、来日しようとする中国人大学生は、闇 の「保証人」を求めて大金を払う、というのがなかば常識化しているありさまで す。
しかし、最近、この「保証人」に対する入管の姿勢が大きく変化したために、 大金を払っても何の意味もない、という状況なのです。しかし、そのような変化 は、中国ではしられていないために、たくさんのそのような犠牲者が後をたちま せん。
そこで私たちは、いろいろご教示をいただいているアジア学生文化協会・留学 生相談室長で、NHKブックス「アジア留学生の壁」の著者である栖原暁氏にお 願いしてこの問題の解説文を書いていただきました。
現在、私たちのホームペイジ(http://www.agrias.com/)でこの文を掲載し、 また中国語に翻訳作業をしております。さらに、中国での正しい留学事情情報普 及のための研究会も開いています。
が、来春の留学時期を控え、現時点でも「保証人ブローカーにお金をはらうべ きかどうか」という相談が最近仲間のところに多数よせられ、研究会やホームペ ージではとても間に合いそうにありません。また中国からホームページを見れる、 というのは極めて限られた学生だというもっともな指摘もございました。
そこで、みなさまのなかに中国の留学希望者のお知り合いや、大学関係者がお られましたら、次の栖原さんの論文をできましたら、中国にお送りいただけませ んでしょうか。
私は9月の2日に中国の優秀な友人が、私が保証人になって住居も資金も提供 するという保証をしたにもかかわらず、「縁が薄い」という理由で不許可になっ たのにおどろいて、パソコン通信で知り合った仲間とこの運動をはじめました。
私たちのグループは、もともとはアウトドア/冒険スポーツを中心とした集ま りなので、中国語翻訳とかはあまり得意でなく苦労しております。翻訳などでお てつだいいただける方がいらっしゃいましたら歓迎です。
100万円を失った女子大生の悲劇を繰り返さぬ為に
特に在留上の相談は、入国管理局の提出書類などがよく変更されるため、なに をどのように提出すれば良いのか知らず、困って相談にくる留学生が多い。入管 の手続きが変更されても、それが留学生たちに周知するまでに時間がかかり、口 コミで曖昧な情報が乱れ飛ぶ。そのため、留学生間の混乱と戸惑いを一層増幅す る結果となるのである。
昨年春、ある中国人留学生が相談に訪れて来た。もう日本語学校を卒業し、め でたく国立大学にも合格したという。しかし、彼女の悩みは、在留の身元保証人 であった。その2年前に来日する時、中国でブローカーに日本円にして100万 円払い、保証人を紹介して貰って来日した。しかし、大学進学後の在留資格を得 るためにまた同程度の金額を要求された。自分の生活費や学費は、母国の親から の仕送りで賄っているのに、保証書の書類を書いてもらうためだけに、そんな大 金を払うのは納得できないので何とかならないか、というものであった。
これは、入国管理局への審査書類の変更という大変重要な情報を知らないため に起きた典型的な相談例である。実は今から2年前に、保証人についての入国管 理局の考え方が大きく変更され、審査の重点が、保証人の審査から、より信頼性 の高い経費支弁の証明へと大きく移動したのである。この事実を知らないと、ブ ローカーに高い手数料を払ったのに、入国の許可が出ないという、かつての「上 海事件」と同じような結果にならないとも限らないので注意が必要だ。
そこで、以下に中国人が日本留学、特に日本語学校への入学を希望する場合の、 入国申請上の変更の要点をまとめよう。
第一に身元保証人は保証書に認め印(実印でなくても良い)を押すだけで、従 来の印鑑証明や納税証明などの書類は一切不要になった、ということである。法 務省は、個人よりも、むしろ受け入れ教育機関(大学や専門学校や日本語学校) が保証人となることを奨励している。
従って、第二には、経費支弁の証明が重要となるのだが、それまで中国の場合 に認められて来なかった自己支弁や、本国の親などからの送金による経費支弁証 明が認められるようになったことを知ってほしい。ただし、留学経費を賄うだけ の、ドルや円などの外貨による銀行残高証明書(外国への送金が可能な銀行に限 る)が要求される上、なぜ外貨でそれだけの預金を持っているのかという来源に ついての証明が求められる。
日本や米国などの外国に居住する親戚からの送金証明でも申請できるが、親戚 であることの証明が必要である。最近、日本の大学を卒業して就職し、兄弟や従 兄などの親類を呼びたいという在日の元留学生が増えているが、彼らも経費支弁 者として正式に認められている。しかし、永住ビザがないと保証人にはなれない ので、保証人については先の第一で述べた原則にしたがって探さなくてはならな い。
第三に、従来のように、親戚関係にない日本人が中国人の留学経費を支弁する という証明は、もはやほとんど役に立たなくなった、ということである。入国管 理局では、それまで保証人審査に重点を置きすぎたために、冒頭で述べたような、 ブローカーによる不当で高額な金銭のやりとりが行なわれて来たと判断している のである。
この結果、実は、中国人青年にとって日本留学はきわめて実現困難になってい るのである。一部の資産家にとっては逆に容易になったのだが、それ以外の人々 にとっては、日本留学の夢は経費証明という高いハードルによって阻まれたこと になる。現在の段階で、日本は、財政能力はないが勉学の意志と能力のある留学 希望者の夢を実現する方法を持っていない。国費留学制度や、極々一部の民間財 団の奨学金に頼るしかなく、一般には実現不可能といえる。
件の女子学生は、当留学生相談室からの説明を聞いて、相当ショックを受けた ようだった。が、当方のアドヴァイスに従って、身元保証は日本で親しくなった 人に引き受けてもらい、経費の支弁証明を本国送金に切り替えることで、簡単に 在留問題を解決することができた。とはいえ、来日前に支払った100万円を取 り戻す術はなかった。
これから日本留学を、特に日本語学校への入学を希望する学生は、決してブロ ーカーに騙されてはならない。高い手数料を払って、保証人を紹介してもらって も、入国許可になる可能性は少ないのである。
共同通信によると、米商務省が18日発表した8月の米貿易赤字は、中国から の輸入が大きく膨らんだため、高水準で推移した。対中赤字(通関ベース、季節 調整前)は23・4%増の47億1300万ドルと過去最高を記録。今年6月に 続き再び対日赤字を抜き、国・地域別では最大となった。
とくに中国からの玩具、衣料、通信機器などの輸入が急増。対中赤字はこれま でで最高だった昨年8月の水準を8億ドル近く上回った。全体の赤字に占める比 率は28・2%と前月より8・7ポイント拡大した。
時事通信によると、カンター米商務長官は18日、8月の貿易統計発表後に記 者会見し、対中赤字は以前に比べて低い伸び率で増加しており、これは進展と言 えると述べながらも、「われわれは現状に満足していない。中国は知的所有権保 護などで米国との通商協定を順守する必要がある」と強調した。
中日新報の伝えるところでは、上海の各大手新聞テレビの報道によると、国有 企業の経営赤字問題を一日も早く解決するため、上海市政府の認可を得て、今年 の10月から損失がひどい一部の国有企業は運営停止または合併することとなり、 60万の労働者が失業してしまう状況になった。現在、各テレビでは、夜の「焦 点訪談」番組で、60万人の失業者後の再就職問題をめぐって討論を続けている。
もしこの問題を適切に処理しないと、必ず上海の社会治安問題の混乱を招くに 違いない。そのため、上海では、外国の中小企業の投資を拒んできた従来の政策 を180度変え、外国の全ての投資を歓迎する方針を打ち出し、上海の就職率問 題の突破口を解決しようとしている。60万人の失業によって、上海の外国企業 の人件費が明らかに落ち、外商企業が上海で安い労働力を得る絶好のチャンスが 来たと予測される。
毎日新聞によると、広東省深セン市で、釣魚島(日本名・尖閣諸島)防衛の署 名運動を行っていた団体が17日、運動を中止すると発表した。同団体は深セン 市内の広場で13日に横断幕を掲げて公然と署名活動を行い、約1時間で約千人 の署名を集め、今後も毎週日曜日に同様の署名運動を行うと表明していた。しか し、14日になって同市公安当局が「愛国の気持ちは分かるが中国では禁止され ている」と活動の中止を求めていた。18日の香港紙「東方日報」によると、香 港資本の企業の中国人従業員らでつくるこの団体の発起人は「運動の現場で混乱 が起きないため」と公安当局からの圧力があったことを示唆した。しかし別の方 法でこれからも釣魚島防衛運動を続けていきたいと述べた。
サウス・チャイナ・モーニング・ポストが18日、北京の外交筋の話として報 じたところによると、中国指導部はこのほど、釣魚島の領有権問題をめぐって、 日本に対する抗議活動が民衆レベルで起きるのを防ぐよう求めた通達を地方当局 などに出した。同紙はまた、人民解放軍筋の話として、解放軍の一部で釣魚島奪 還のためには武力行使の可能性を検討すべきだという強硬論がますます強まって いると報じた。
香港紙「明報」は16日、釣魚島そばの海域で死亡した活動家、陳毓祥氏の遺 骨を同島にまくため、「保釣号」で再び同島を目指す計画があると報じた。陳氏 の家族が遺骨をまいてほしいと希望していることを受け、保釣号に乗った活動家 たちが、同島に向かう計画を提案したという。保釣号参加者はその後「保釣号委 員会」を結成している。保釣号は先月末、釣魚島での抗議から台湾の基隆港に戻 り、現在は高雄港に移されている。
マカオからの報道によると、「マカオ釣魚島防衛行動委員会」は16日、11 月後半にも台湾でヘリコプターをチャーターして釣魚島に上陸し、日本の右翼団 体が建てた灯台と木製の日の丸を撤去する計画を発表した。同委員会の羅紹会長 は、6人から8人の隊員が同島に上陸し3、4日同島に留まりたいとしている。
共同通信によると、釣魚島領有を主張する台湾のグループとマカオのグループ がそれぞれヘリコプターで同島に向かう計画を立てていると伝えられていること について、日本防衛庁の村木鴻二航空幕僚長は18日会見し「通常の対領空侵犯 措置を取る」と述べた。同幕僚長によると、領空侵犯する恐れのある航空機には、 緊急発進(スクランブル)した空自の戦闘機が領空に入らないよう「通告」。領 空侵犯後は声による「警告」、さらに機体を振る信号を発して退去するように要 求する。領土上空に入った場合は強制着陸するように誘導、「信号(警告)射撃」 する場合もある、としている。
チャイナ・デーリーは18日、釣魚島問題に関する論評記事で、この問題をめ ぐる中日間の政治的緊張が「貿易関係を傷つける可能性もある」と警告した。ま た、第4次円借款協議の遅れや、日本側の中国繊維製品に対する輸入割当制、技 術輸出規制も批判した。
香港「東方日報」紙は14日、1日200万人が利用する地下鉄当局に日本の 右翼を語った毒ガステロ予告の電話が数回あり、警備を強化したと伝えた。新華 社香港支社が日本右翼が中国人・香港人を殺すという脅迫状が届いたと発表した のに便乗したいたずらとみられるが、釣魚島をめぐる香港の反日運動は、陰湿な 形で尾を引いている。電話は「日本青年社」を名乗る男の声だった。警察は地下 鉄構内のパトロールを強化した。新華社香港支社は脅迫状を非難し、日本政府に 右翼の取り締まりを求めているが、不思議なことに、香港警察にも日本総領事館 にも脅迫状の内容を見せるのを拒んでいる。香港警察筋によると、一部の日系企 業には日本人に対する警告のファクスも届いているという。
朝日新聞によると、中国を訪問したシンガポールのリー・シェンロン副首相は 13日の記者会見で、釣魚島の領有問題について、「国際法や海洋法によって平 和的に解決してほしい。シンガポールは中国、台湾、日本のいずれの立場を支持 するものでもない」と語り、関係国の慎重な対応を求めた。
共同通信によると、日中上海・長江−神戸・阪神交易促進委員会の下河辺淳会 長は18日、日本神戸市役所で会見し、神戸市内で21日から4日間の日程で開 かれる予定だった同交易促進プロジェクトの第2回代表者会議が延期になったと 発表した。
同プロジェクトは、長江流域と神戸港を直航船で結び、経済交流を活発化させ るという阪神大震災からの復興事業の一つ。下河辺会長は、16日に中国側が理 由を明らかにしないまま「行けなくなった」と連絡してきたと明らかにした。た だ、会長は「中国側はプロジェクトを重要視しており、今後の計画推進について 心配はしていない」と述べた。
同プロジェクトは昨年10月、政府の阪神・淡路復興委員会の復興特定事業と して提言され、同11月、第1回の代表者会議が上海市で開かれた。今回は、中 国側から大臣級の要人を含め54人、日本側は神戸市や経済界から約250人が 参加予定だった。
毎日新聞によると、銭其シン副首相兼外相は、返還後の香港では、報道の自由 や民主化運動などの政治活動が厳しく制限を受けると明言した。香港紙「エイシ アン・ウォールストリート・ジャーナル」とのインタビューに答えた。17日の 「文匯報」も「政治に関する活動や中国指導者個人攻撃報道は許されない」など 大きな見出しで銭副首相の発言詳報を転載した。
銭副首相は、香港で民主派団体が毎年行っている1989年の天安門事件追悼 集会のような活動は、許されないと断言した。また、香港の報道機関の中国指導 者批判については「批判はできるが個人攻撃は許さない」と語った。「批判」と 「個人攻撃」の境界がどこかは明確にしなかった。
銭副首相は「(返還後の香港の“憲法”となる)香港基本法に個人攻撃をして もいいかどうかなどの規定があるはずがない」と語り、法的根拠とは別の絶対的 タブーであるとの考えを示した。
また、指導者を批判したり、天安門事件追悼集会の参加者が逮捕の対象になる かどうかの質問には「天安門事件に関与したすべての人を投獄できなかったのは、 監獄が足りないからだということをよく覚えておいてほしい」と強い口調で警告 した。
外交部の沈国放報道局長は17日の定例会見で、この発言を肯定。「香港市民 は組織された政治活動によって、国内問題に干渉すべきではない」と語った。沈 局長は発言の意味を誤解した部分があるとも指摘。「香港市民は返還後も言論・ 報道の自由を享受できる」とする一方、「香港でのいかなる活動も法の規定の範 囲内で行われなくてはならない」と述べ、天安門事件追悼集会など政府批判の集 会・行動に制限を加える方針を確認した。
銭副首相の強硬な姿勢は、このほど閉幕した共産党の6中全会(中央委員会総 会)の「精神文明建設決議」と関連している。江沢民国家主席の権力掌握の過程 で、国内の動揺や不満を抑え込むために思想面での引き締めを強調、この結果、 民主活動家の逮捕や秘密裁判が続いている。香港政策でも、トウ小平氏は「香港 は回収後、50年間は現状のまま」と「一国二制度」を保障したが、江沢民体制 下では、経済面の「二制度」と政治の「一国」という使い分けが強まっている。
香港のマスコミは言論の自由が大幅に後退すると警戒している。すでに一部の 民主勢力やマスコミには、釣魚島防衛の愛国運動に集中することで、中国との直 接対決を回避する動きも出ている。初代行政長官選挙でも候補者が民主化や言論 の自由を争点にすることを避ける可能性が強い。
また、時事通信によると、この発言に対し、香港の民主運動家は猛反発してい る。香港市民支援愛国民主運動聯合会(支聯会)の張文光常務委員は「中国は香 港の釣魚島保全運動を歓迎しながら、六・四集会を許さないのは不自然な発想だ。 われわれは1997年以降も六・四集会を続ける」と強調した。
毎日新聞によると、指導部は民主派活動家の本格的な締め付けに乗り出してい る。天安門事件(1989年)の学生運動リーダー、王丹氏がひそかに起訴され たほか、民主派活動家の劉暁波氏が拘束された。関係者によると、江沢民国家主 席ら指導部は、国民レベルの不満の高まりに過敏になっており「混乱につながる 芽を事前に徹底的につぶす」よう指示したという。
民主派活動家の劉暁波氏と王希哲氏が9月30日、江沢民国家主席を批判、言 論の自由を求める「双十宣言」を発表すると、公安当局は今月9日、劉暁波氏を 拘束、3年間の労働改造所送りを宣告した。危険を察知した広東省在住の王希哲 氏は、香港へ逃亡した。
劉暁波氏は、反体制の文芸批評家で、魏京生(民主化運動活動家)釈放要求運 動で有名になった。天安門事件で学生を支援、逮捕されたが、その後刑事処分免 除を言い渡されていた。王希哲氏は74年に広州で壁新聞を発表したり、79年 に「民主の壁」運動に参加、2度逮捕投獄されたことがある。
9月に北京大学などで、学生が釣魚島領有権問題をめぐる対日抗議運動を起こ した際も、当局が日本大使館前と主要大学に膨大な数の公安職員を配置した。大 学の責任者に対し、混乱が起きた場合、責任をとるよう命じたともいう。
江沢民指導部は、来年7月の香港返還を国際社会にアピールし、体制を固めて 年後半の党15回大会を乗り切ろうとしている。
しかし、幹部の汚職に対する国民の不満が高まっているほか、経営が悪化して いる国有企業労働者も、生活苦を訴えている。指導部は、今の状況では、さ細な 運動でも混乱につながりかねないと危機感を抱いている模様だ。
朝日新聞によると、来年7月の中国への返還を前に、香港で返還後の「表現の 自由」への危惧(きぐ)が広がっている。中国当局が天安門事件の学生指導者、 王丹氏を政府転覆陰謀罪で起訴した理由に香港紙での論文発表などが含まれてい たこと。銭外相が、香港の天安門事件追悼集会への干渉とも受け取れる発言をし たこと、などが不安に拍車をかけている。
王丹氏は今月3日に北京市の公安当局に逮捕され、このほど同市中級人民法院 (地裁)に起訴された。18日付の香港各紙が伝えた起訴状によると、王氏は▼ 香港紙の明報と台湾紙の聯合報に論文を発表し、中国共産党を批判、動乱を扇動 した▼中国の反体制活動家らが政府転覆を狙って米国に設立した「中国研究所」 の理事に就任した▼米国の団体の「中国の民主活動家のための自習計画」に参加、 米国の大学の通信講座を受けるため援助を受けた、などとしている。
なかでも、「共産党を批判した」論文の発表や、通信講座の受講をめぐり王氏 が罪に問われたことに、香港で批判の声が上がっている。香港市民支援愛国民主 運動連合会(支連会)の司徒華主席は「海外で文書を発表して起訴されるとは、 大陸の人権状況を表している。意見の異なる者に対する迫害だ」と抗議する。
また、1970年代から広東省を拠点に民主化運動を続け、香港では魏京生氏 と並んで著名な活動家の王希哲氏が、香港経由で米国に渡った。これに対して中 国外交部のスポークスマンは15日、「香港は97年以降、経済の中心ではあり 続けるが、その他の活動の中心ではなくなる」などと語り、不快感を示した。
朝日新聞によると、政府転覆陰謀罪で起訴された天安門事件の学生指導者、王 丹氏(27)ら民主活動家の釈放を求める集会が20日、香港の中心街で開かれ た。市民約1000人が参加、横断幕やプラカードを手に、中国の香港代表部に あたる新華社香港分社までデモ行進した。
集会は、民主派政党や労組など複数の団体でつくる香港市民支援愛国民主運動 連合会(支連会)が主催。先日、広東省から香港経由で米国に逃れた王希哲氏と 共同で政府批判の文書を発表して労働改造所に送られた劉暁波氏や、病状悪化が 伝えられる魏京生氏らの釈放も求めた。
14日の香港紙・明報によると、国務院の貧困扶助・開発指導小組はこのほど、 北京、天津、上海の3つの直轄市や沿岸部の省など開発が進み比較的裕福な地域 が、内陸の省・自治区を一対一で責任を持って援助すべきだとする通達を全国に 出した。経済発展が進んだ沿岸部など一部の地域と開発が遅れて貧しい地域の格 差解消を目指した政策であり、最高指導者のトウ小平氏が主張した一部地域先富 論を事実上修正する内容でもある。
具体的には、北京市は内モンゴル自治区、天津市は甘粛省、上海市は雲南省、 広東省は広西壮族自治区、江蘇省は陜西省、浙江省は四川省、山東省は新疆ウイ グル自治区、遼寧省は青海省、福建省は寧夏回族自治区を、一対一で企業間協力 や資金提供を通じて援助すべきだと指摘。また、都市単位で発展した大連、青島、 深セン、寧波の4都市は貴州省を助けるよう求めている。
時事通信によると、大学推薦入学制度が政府関係者の子弟を優先的に選抜する といった不正横行のため、1年間停止されることになった。15日付の日刊紙チ ャイナ・デーリーが国家教育委員会(文部省に相当)当局者の話として報じたも ので、関連規定を見直した上で、来年から新しい推薦制度を実施するという。
現行の推薦入学制度は、大学が入試前に優秀な学生を一定数確保することを目 的として、1980年代半ばに開始された。しかし実際には、政府関係者や大学 に資金援助をした人の子弟を入学させるよう圧力を掛けられたり、高校側が入試 に合格しそうな学生をわざと推薦対象から外して、平均的な成績の学生を推薦す るなどさまざまな問題が発生。この結果、大学進学の準備もしていない学生が入 学する一方で、本来推薦入学が可能な生徒が推薦を受けられず、入試も落ちて進 学できないという不公平なケースが生じていた。
時事通信によると、シルクロードのオアシス国家として栄えたクチャ(亀茲) の仏教遺跡で、唐の仏僧、玄奘(三蔵法師)も立ち寄った新疆ウイグル自治区の クムトラ石窟(せっくつ)が、ダム建設の影響で水に漬かり、大量の壁画や彫刻 など貴重な文化財に大きな被害が出ている。中国紙・法制日報が16日報じたと ころによると、このままでは石窟が崩壊する恐れもあり、地元関係者は遺跡保護 への支援を呼び掛けている。
クムトラ石窟はタクラマカン砂漠の北部、同自治区クチャ県から南西約30キ ロのところにある。4世紀から12世紀にかけてつくられた112の石窟には仏 教の壁画や彫刻のほか、玄奘がインドに向かう途中に立ち寄り講演したという 「講教台」も残されている。東西の文化交流を裏付ける貴重な遺跡として、政府 は1961年に重要文化財に指定した。
だが、石窟の近くを流れる川にダムを建設したため、川の水位が上がって石窟 内も水浸しとなり、壁画がはがれ落ちたり、かびが生えたほか、石窟自体も一部 が崩落するなど被害が深刻化している。このため、地元の文化財管理者が壁画を 切り取って保存を試みたが、条件のよい保存庫がなく、美しかった壁画も色あせ てきているという。
時事通信によると、奇峰がそびえる山水画の風景で知られる中国南部の石灰岩 台地(カルスト地形)で、森林伐採のため岩石が露出し不毛の地となる「石漠化」 が進んでいることが明らかになった。土壌が流失して生態系に深刻な影響が出て おり、移住を迫られている住民も50万人に上るという。
光明日報が14日報じたところによると、雲南省から広東省まで7つの省・自 治区に広がるカルスト地形は54万平方キロに上り、世界最大規模。ところが、 農民が穀物を植えるため山を焼いたり森林を伐採するなどして、1970年代以 降、毎年933平方キロの土地が不毛化。同地形での植林には長い時間がかかる ため、貴州、雲南両省では9万平方キロが「石の砂漠」と化した。
貴州、雲南両省や広西壮族自治区では土壌流失で、保水機能が喪失、800万 人が飲み水の確保に困り、50万人以上が移住せざるを得ない状況にある。また、 貴州省では年間1億トン近い表土が流失して、うち5800万トンが河川に流れ 込み、ダムの安全性が脅かされているほか、揚子江などの生態系にも影響を及ぼ す恐れがあるとされている。
朝日新聞によると、背中と横腹に羽毛のような毛の跡があり、鳥の遠い祖先と もみられる恐竜の化石が中国で発掘され、18日、ニューヨークの国立自然史博 物館で開かれた古脊椎(せきつい)動物学会で発表された。発表したのは、北京 大学地質学部のチェン・ペイジ博士と、カナダ・アルバータ州にあるティレル古 生物博物館のフィリップ・カリー博士。
カリー博士によると、この恐竜の体長は約90センチで、ジュラ紀後期(約1 億6200万年前―1億4300万年前)に生息した肉食の細あご竜の仲間とみ られる。8月に遼寧省の村で農夫が見つけた。
カリー博士が会場で示した化石の写真では、羽毛のようなものが、恐竜の脊椎 にそって頭から尾の端まで続いている。わき腹にも同じような毛が広がっている 。鋭い歯と長い後ろ脚をもち、小動物などを狩るのに適しているように見える。 「保温のための毛のように見える。飛ぶための羽毛のような、空力学的な特徴は 備えていない」とカリー博士はいう。写真を見た専門家の多くは「鳥類が恐竜か ら進化したことを示す重要な証拠だ」と話す。
時事通信によると、内モンゴル自治区フフホト市郊外で進められている大窯文 化遺跡の石器発掘調査で、同遺跡の総面積が170万平方メートルに上ることが 分かり、新華社は20日、「旧人の石器製造場所としては世界最大の遺跡と確認 された」と報じた。
この遺跡は同自治区博物館の満州族考古学研究者の汪宇平氏が1973年に発 見し、76年から同博物館や北京大学などが合同で発掘調査を開始。製作途中の ものも含め数多くの石器が発見された。また、シカの化石や人類が火を用いた跡 も見つかった。
同遺跡は旧石器時代早期から中石器時代を経て、新石器時代に至る5つの段階 に分類できるという。
産経新聞の報道姿勢に賛同できないのは当然であり、上記の指摘もまったく正 しいが、だからといって、産経新聞記者の訪中を拒否する必要もないし、メリッ トもない。むしろ、これによって産経新聞の言論に対して反駁するチャンスを失 っただけでなく、ますます産経新聞を「英雄」に仕上げてしまう効果すらある。
産経新聞の反中国の報道姿勢は最近に始まったことではない。しかし、それが 故に、中日間に何かあれば、筆者はそれを読むようにしている。例えば、普段は 朝日新聞を購読しているが、釣魚島が問題となっている最近、産経新聞も購読し ている。なぜなら、他の新聞が中国に遠慮をして言わないことも、産経新聞は遠 慮なく言う。(もちろん、間違っている中国批判も多く含まれる。)少なくとも、 産経新聞を読めば、(一部の)日本人がこの問題でどう考えているのかが分かる。 我々はそれを知ってはじめて対応する用意ができるのだ。
日本には色々な意見や考え方がある。朝日新聞だけを読むと、日本が進歩的に 見えるし、産経新聞だけを読むと、日本が国家主義的に見える。両方を知って、 はじめてありのままの日本が見えてくる。産経新聞の論調は、産経新聞という新 聞社だけの「せい」にするわけにはいかない。産経新聞的日本人がいるから、産 経新聞がある。たとえ産経新聞がつぶれても、産経新聞的日本人がいる限り、き っと第二の産経新聞が出てくるであろう。
では、このような産経新聞にどう対処すれば良いか。やはり言論でもって戦う しかない。例えば、中国訪問中の産経新聞の記者に対して、産経新聞の間違った 論調に事実でもって反論するのも良かろう。両国の友好を望む日本の他の新聞社 の支持が得られる可能性もある。
国際問題もそうであるが、国内の異なる意見に対しても同じだ。中華全国新聞 工作者協会とは関係ないことだが、去年の魏京生に続き、王丹氏が間もなく裁判 にかけられると報道されている。その起訴理由に、反政府の文章を発表したこと があげられている。その文章がどんなに恐しいものか筆者は知らないが、それに 反論すれば十分であり、刑務所に入れるまでの必要は到底考えられない。
言論には、やはり、言論を。
こんなに私を引きつけるこの画をきっと貴重な芸術作品だと思われる人が多い かもしれません。実はそうではありません。
一枚の画用紙に次のような風景が描かれています。はてしない大空の下に川が 流れています、小舟も浮かび、その上にお爺さんがのんびりすわっています。描 かれる線は単純で、彩色も綺麗ではありません。そのお爺さんの表情は変わって いて、とても親切ですけど、なんとなく無表情にもみえます。手でマドロスパイ プを持ちながら、口をちょっと開けています。この画はほんとうに粗末です。で も、私はいつも自分の作品の中で一番大切だと思っています。
たくさんの人はこの画をみた後、興味津津で色々な感想を言います。
あのお爺さんはなんか間抜けですね。
彼は人生を考えているんだろう?
違う! そいつ腹がへっているんだよ、よくみてみろよ、涎を垂らしているじ ゃないか?
そんな話を聞くと、私はすっかり滅入ってしまいます。でも、とがめることは できません。というのも、彼らはこの画の来歴を知らないからです。
私は小さいころから画を書くのが大好きで、大きな円を書きはじめてから、た まご、コップ、それに林檎など描いてきました。十歳のころには叔父と叔母から たいへん褒められました。そのころはお母さんが私をつれてよく景色の美しいと ころへ行き、私はスケッチに熱中しました。
お母さん、川がとても綺麗だね。あそこに小舟もあるでしょう?
私はスケッチをはじめました。遠方に山々が起伏しつつ、果てしもなく続き、 目の前に川が流れています。その流れの上に小舟が止まっています。私は賑やか すぎる大都市からこんな静かな田舎に来た喜びに浸っていました。こころも洗わ れていくようです。
しかし、その小舟を描いている時に、不意に波がきて小舟が去って行きました。 アッアー! まだ終わっていないのに船が無かったら描けないじゃない??? お母さん、と私は甘えながら叫びました。母がきっとすぐに来てくれると思って いたけど、川の畔に散歩していて、何にも聞いていませんでした。私は画板を投 げ捨てるほど拗ねました。
すると、まったく信じられないことにその小舟が帰ってきた。夕焼けでお爺さ んの表情は何にも見えませんが、その小舟が間違いなく元の位置に戻りました。 私は嬉しさのあまりに飛び上がりました。そしてスケッチを続けて描きました。
終わったかい? その小舟の上のお爺さんが荒くれた声で聞いてくれました。
もう少し。
ゆっくり描けよ。
これを聞くと私は言葉にならないほど喜びました。画を描き終わったのでそろ そろ帰ろうと思って、お母さん、帰りましょうと母を呼びました。私の呼び声に したがって小舟も離れていきました。川面は波もなく静まりかえりました。私は 後ろに向き直ると、母がそこに立っているのがわかりました。
風景が美しいけれど、もっと美しいものがあるねと母が感慨深げに言いました。
それは何なの?
人の優しさよ。
当時の私は幼かったので、母の言葉の意味が分かりませんでした。
大人になるにつれて、嬉しいことや悲しいことがたくさんありました。そして、 母の言ってくれたことがわかるようになりました。
あの時、小舟のお爺さんは見知らぬ小さい子供のためにわざわざ待ってくれま した。そのために帰りが遅くなったり、自分の休むべき時間を放棄してまで、知 らない子供のために。
しかし、その時、私は一言のありがとうさえ言えませんでした。私は深く後悔 しています。
この画はいつも無言のまま私に訴えてきます。いまこれは、私の忘れられない 大切な思い出となって、こころに焼きついています。
今週華声和語 編集担当:井上 徹@東京 校正担当:江 浩@東京、楊 克倹@東京 編集局長:関 陽@神戸 連 絡 先 com-l-request@come.or.jp 無料購読 Subject: subscribe-com 自動脱退 Subject: unsubscribe-com HELP Subject: help 既刊購読 HELP参照
東北風 (本編集部の中国語月刊誌) G B 版 comc-gb-request@come.or.jp JIS版 comc-jis-request@come.or.jp 無料購読 Subject: subscribe 自動脱退 Subject: unsubscribe
CNC−L (本編集部のメーリングリスト) 登 録 先 listproc@come.or.jp 加 入 (本文に)SUB CNC-L離 脱 (本文に)UNS CNC-L
CHART (本編集部のチャットサービス) 日本語用 http://come.or.jp/chartj (JIS) 中国語用 http://come.or.jp/chartc (GB) 英 語 用 http://come.or.jp/charte (ASCII)
COM編集部 com@come.or.jp 総編集長 徐 挺@広島 技術担当 銭 飛@広島、横山隆志@広島 発行担当 WWW http://www.come.or.jp/ ftp 日本:ftp.come.or.jp /pub/com 米国:cnd.org (132.249.229.100) /pub/e-pubs/com BBS NIFTY-Serve 中国フォーラム(GO CHINA) MES8, DL2
本誌は、ボランティアによって非営利目的で運営されています。本誌の全ての 文章は、「COM」の見地を代表するものではありません。本誌文章の転載、 配布および印刷は非営利目的に限り自由です。