
★[07/05] 香港紙東方日報によると、公共放送局香港電台は来年初めから、普通 話(北京語)専門チャンネルの二十四時間ラジオ放送を開始することを決めた。
★[07/04] 外交部報道副局長崔天凱は国際アムネスティからの死刑乱用批判に対 し、「中国の司法部門は、完全に法律に準拠して執行している。外国の団体や個 人がつべこべ言う権利はない」と述べた。
★[07/04] 日本警察庁は、衣料品などを大量に盗む中国人窃盗団の一部を逮捕し 、全容を解明するため、管内で被害が多い警視庁、及び七都府県警の担当者を集 めて捜査会議を開き、情報交換した。
★[07/04] 先月17日、中国広東省の第一軍医大学南方病院で、腹部をがんに侵 された患者から七つの臓器を切除し、肝臓、胆のう、十二指腸、胃、すい臓の五 臓器を同時に移植する手術が行われた。患者は術後十九日を経過して順調に回復。
★[07/04] 日本インベスターズサービスは中国国家開発銀行発行の円建て10年 債の格付けを発表。昨年の決算は、総資産1946億元、中長期貸付残高169 0億元、資本金204億元、当期利益7400万元(約9億5200万円)と推 定されている。
★[07/04] 中国チャイナ・デーリー紙が伝えたところによると、1995年の中 国の財政赤字は662億8000万元で、従来の見通しの666億8000万元 をわずかに下回った。
★[07/04] 中国政府はこのほど、パンダの雌雄一対を繁殖研究の為、米国のサン ディエゴ動物園に長期貸与することを認めた。
★[07/04] アジア医師連絡協議会(AMDA)は、洪水で百人以上が死亡するな ど大きな被害を受けた中国南部に、黒川健医師ら二名を派遣。同医師らは香港経 由で広州に入り、昆明でAMDAクラブのメンバーと合流の後、貴州省の貴陽市 に向かった。
★[07/03] 東京入国管理局は3日までに、出入国管理及び難民認定法違反の疑い で、中国人の施文平容疑者を収容するとともに、二人を指名手配した。また施容 疑者の自宅から、偽造パスポート、テレホンカード偽造機などを押収した。
★[07/03] 京セラが1億5000万香港ドルを投じて広東省東莞市に設立した東 莞石竜京瓷光学有限公司が2日、操業を開始した。同社は委託加工工場を昇格さ せたもので、京セラが中国に設立する初の光学製品の合弁企業となる。
★[07/02] 新華社電によると、中国湖北省中部ユンシーで金鉱が発見された。鉱 石1トン当たりの金含有量は10・25グラムと品位は高く、総埋蔵量は最低で も8トンとみられる。
4日、中国外務省の崔天凱報道官はクリントン米大統領が再選された場合の来 年の中国訪問について、「高官レベルの直接接触は相互理解を深め、二国間関係 の発展にも寄与する」と述べ、基本的に受け入れる用意があることを明らかにし た。米国のアンソニー・レーク国家安全保障問題担当大統領補佐官が6日から1 1日まで中国を訪問する際、江沢民・国家主席、李鵬首相らと、中米間の今後の 課題について協議するものとみられる。
中米関係は、先月中旬の知的財産権問題の決着後、ウォルター・スローコム国
防次官の訪中により軍事交流が再開されるなど関係改善の地ならしが進んでいる
。中国側はすでに、ウォーレン・クリストファー米国務長官が提案した今後の中
米定期首脳会談と閣僚会議について、「米国との健全な関係を望んでいる。首脳
同士の直接対話は、相互理解促進と二国間関係の発展のために大きな意義がある
」(外務省報道官)として今後の実現への意欲を示しており、九月の国連総会や
十一月のフィリピンにおけるアジア太平洋経済協力会議(APEC)の場を通じ
、中米首脳会談が行われる可能性が出ている。
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中国外交部(外務省)の崔天凱報道官は2日の記者会見で、9月から週二回の 定例会見における英語通訳を廃止する方針を明らかにした。
従来の会見では、質問と回答それぞれに英語の通訳をはさんでいたが、「中国 語は国連公用語の一つである」(崔氏)ことや、質疑応答の時間を実質的に倍増 できることなどの効率性を理由に今春以降、廃止を検討していたもの。
外交部会見は中国政府の意向を探る数少ない窓口であるだけに、中国語能力に 不安を覚える欧米系記者からは「人権問題などで突っ込んだ質問を受けるのを嫌 ったのではないか」との不満の声や、「ナショナリズムの高まりの表れだ」との 指摘も出ている。
一方、「この夏は中国語集中講座を受ける」と広言し、秋に備える記者もいる。
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ベトナムのランソン省の省都ランソン市は、首都ハノイから車で約三時間の距 離にある。1979年2月に起きた中越戦争で中国側の砲撃を受け、一時占領さ れたこともある国境の町だ。両国の関係が改善に向かった90年代初頭までは緊 張が続いていたが、現在は、国境貿易の中継基地としてにぎわいを見せている。
人口7万のランソン市中心部にある市場には、中国の衣類や電化製品、薬草等 を売る店が軒を連ねている。今年2月に17年ぶりに再開された中越国境鉄道や トラック便で陸路ベトナム側に運びこまれた品々だ。中国国内で作られた日本の 有名な調味料も並べられている。このほど訪れた記者を案内してくれたランソン 省人民委員会のプヒ渉外担当官によると、ベトナム側からは、海産物や果物など 主に食料品が輸出されているという。
両国の国境貿易は91年の国交正常化を境に増加の一途をたどり、今や年間1
0億ドルに及ぶといわれる。ベトナム側の代表的な中継基地がランソン市であり
、市民の一割が何らかの形で国境貿易にかかわっている。市内のレストランでは
中国から来た行商人のグループが、昼間から中国のマオタイ酒をあおりながら、
大声で歓談していた。
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米輸出入銀行が中国・三峡ダム建設に参加する米企業への信用供与を停止する と発表してから約1カ月が経ったが、輸銀は水面下で別の中国のダム建設事業へ の金融支援措置を検討している。5日付のエイシャン・ウォールストリート・ジ ャーナル紙が伝えた。
輸銀が検討している事業は、黄河での水力発電ダム建設。総工費200億ドル を超える世界最大級の三峡ダムに比べれば、規模はかなり小さい。しかしいずれ の事業でも、大がかりな土地造成や住民の立ち退きを伴うことに変わりはない。
関係者は、米政府が特定のダム建設だけを支援することに戸惑いを隠せない様 子だ。輸銀は、三峡ダムが環境基準を満たしていないためだ、としか説明してな い。
しかし輸銀の決定にどのような根拠があるにせよ、米輸出業者は三峡ダム支援
で見え隠れしたクリントン政権の思惑が薄れたことを歓迎している。さらに輸銀
のカマーク総裁が数日前に北京を訪れた際に、時間を割いて三峡ダムの事業協力
者を訪問したことにも気をよくしている。同銀は「三峡ダム支援の扉を閉ざした
わけではない」との見解を発表した。
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日本郵政省の認可法人「通信・放送機構」の江別リサーチセンター(北海道江 別市)で4日、中国やタイの大学と衛星回線で結び、映像やパソコンを使った双 方向通信で「遠隔授業」を行う初の実験がスタートする。情報通信技術の教育機 関が少ないアジア・太平洋地域の人材育成のため、日本に留学しないで学べるよ うにするのが将来の目標だ。
「マルチメディア人材育成システム」と名付けられた、この研修システムは、 映像を使った一斉講義と、パソコンを通して出題、解答する個別学習の二つを融 合。
現地の学生が教室で画面を見ながら、日本のスタジオで行われる講義を受講し 、講師は学生の理解度や教室の様子を確かめつつ授業を進めることができるとい う。
通信・放送機構の研究グループは「留学が必要だった技術を母国で学ぶことが できるようになる」と実用化に期待しているが、時差や言葉の違い、現地の通信 インフラの整備などの問題も多く、実験では、これらの克服が課題となる。
実験は1998年3月までの予定で、中国の南京大学、タイのモンクット王工
科大学ラカバン校の学生に対し「通信ネットワーク」や「オンラインシステム設
計」などをテーマに英語で講義を行う。
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日本通産省内の私的研究会である紙の資源研究会(座長・甘利敬正新王子製紙 専務)がまとめた資料によると、急速な経済発展が続く中国は、今後、紙・板紙 需要の拡大を賄い切れず、2010年には現在の日本の生産量のほぼ半分に当た る1530万トンもの供給不足に陥る見通しである。
同研究会では94年から2010年について、製紙会社や商社へのアンケート 調査から、中国の需要の年平均伸び率を6・1%と想定し、2010年の紙需要 を6260万トンと予測している。日本は4080万トン(年平均伸び率2・2 %)、東南アジア諸国は1860万トン(同5・8%)とはじき出している。中 国は技術や資金、木材資源の不足などで生産量が伸びず、九四年の不足量(輸入 量)290万トンが、5倍以上の1500万トン以上に膨らむと分析している。
中国は既に原油輸入国に転じ、将来は穀物輸入国になるとも指摘されているが
、紙も大輸入国になりそうだ。
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3日の香港紙明報によると、中国国務院は今後海外で上場する企業に対して、 3年連続で利益を上げており、税引き利益60万人民元以上など7条件の新たな 認可基準の策定を進めている、と報じた。中国は新規上場企業の質の向上を目指 しており、海外上場は次第にハードルが高くなっている。
同紙が引用した中国の権威筋によると、新基準ではこのほか、上場部分の資産 規模が4億元以上、海外上場による資金調達額4億元以上などの条件を要求する。
近く公表される国有企業の第4次海外上場候補は、この基準の適用を受けるほ
か、重要な技術輸入につながる分野でかつ中国が外国投資を認めている企業に限
る、としている。具体的にはエネルギー、交通、産業原材料など基礎産業とハイ
テク産業などが中心になる、としている。
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サッポロビールは2日、中国・上海市で1998年春に森ビルの高層ビル「上 海森茂国際大厦」がオープンするのに合わせ、同ビル内に小型のビール醸造施設 を併設した、造りたてのビールが飲める大規模な“地ビール”レストランを開店 することを明らかにした。
高層ビルは地上46階、地下4階建てで、上海市の浦東地区に約210億円を かけて建設中。サッポロが同ビル内で醸造するビールは、同社の主力商品「黒ラ ベル」をベースにし、客はビルに入居する日系、欧米企業のビジネスマンが中心 になるという。
サッポロは、新疆ウイグル自治区に87年に設立した合弁会社で、ビールの原
料となるホップを栽培しているが、中国でのビール製造は初めて。同社は同じく
上海市に2001年に開業する森ビルの高層ビル「上海環球金融中心」(95階
建て)でも、地ビールレストランを手掛けたい考え。
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中国政府が戸籍改革のため重い腰をあげたのは、農民を土地と農業に縛りつけ てきた戸籍制度が、実態にそぐわなくなってきたからだ。
現在の戸籍制度が確立したのは1958年。都市生活者と農村生活者の戸籍に 厳密に二分化された当時、80%を超えていた第一次産業(農林水産業)就業者 は、最近の急速な経済成長に伴い、昨年は52・2%まで低下した。急ピッチの 都市化、就労構造の変動にもかかわらず、戸籍の基準は約40年前のまま。「村 が都市になって会社勤めをしていても、戸籍は農村」という奇妙な事態が激増し ている。
形骸化だけでなく、弊害も表面化している。農村戸籍だと、医療保険など各種 社会福利の恩恵を受けられないほか、就職でも不利になる。最近、北京郊外に進 出した日本の大手スーパーマーケットは従業員の大半を現地採用したが、農村戸 籍の人は「本来、農業に従事している」との建て前があるためパート扱いとなり 、「待遇面で格差をつけざるをえない」という。
「農村戸籍」は、農村から都市への人口流入の歯止めとして機能してきた。現 行の戸籍制度では、農民が都市へ移住するためにはは公安当局の許可が必要だ。 実際には、移住許可取り付けは困難で、農村戸籍を持つ人が都市に移るには、「 大学に進学するか、行政機関の幹部になるか軍人になるしかない」と言われるほ ど土地に縛られている。
都市に移住しても、都市戸籍がなければ、住居の割り当ても、定職も得られず 、子供を学校に通わせられない。このため、地方行政機関が違法に都市戸籍を発 行し、高額で売買する事例が相次いでいる。数年前は一人当たり5000元(一 般労働者の2年分の年収に相当)、全国で総額250億元もの違法売買があった と言われたほどだ。
今でも年間8000万人規模の「民工潮」(出稼ぎ農民の大群)が都市に流入 しているが、ようやく政府機関の厳格な管理下に置くシステムができつつある。
行政当局の最大の懸念材料は、仮に現在の農村戸籍制度を撤廃すれば、農村か
ら都市への人口移動を抑制できなくなるということ。「人口移動抑制機能」を維
持しながら、変動著しい社会構造に見合った新しい戸籍制度をどう確立していく
か。中国当局のジレンマの作業はスタートしたばかりだ。
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中国政府は、地方政府や国有企業などが様々な名目で不当に費用を徴収したた り、脱税したりして、手に入れている資金が少なくとも3000億元(約3兆9 000億円)に膨れあがっていると公表した。地方政府の役人らの「裏金づくり 」として横行しており、放置すると金融コントロールが利かなくなり、インフレ を再燃させかねないとして、9月までに全国で集中的な検査を進め、表に出ない 「アングラマネー」の洗い出しに取り組むことを決めた。
こうした資金は、中央政府から下りてくる予算とは別、という意味で地方政府 や企業の「予算外資金」と呼ばれている。もともと法律で認められ、地方財政な どに計上されていた。しかし最近は、法で定められた範囲を超えて、勝手に調達 される金が急増している。
中国政府が公表した例によると、河北省石家庄市の国有専門学校、経済管理幹 部学校は昨年の学生募集の際、学費を本来の規定より高めに設定し、175万元 (約2300万円)を多く徴収した。市の管轄部門に報告せず、これで教職員宿 舎を買ったという。
福建省政府でも昨年、予算外資金が101億元(約1300億円)あったうち 、財政に計上されたのは四割足らずで、残りは使途が分からないままになってい ることが分かった。財政省では全国的にも、「予算外資金」のうち少なくとも6 割が表に出ないまま、何らかの形で使われたと見ている。
国有企業の税滞納額も今年3月末に前年同期に比べ55%増えたが、赤字と偽 って税を逃れ、従業員のボーナスなどに使っている企業があると財政省はみてい る。
中国政府が恐れるのは、こうした資金が不動産や商品市場に投機資金として流
入することだ。来年七月の香港返還をにらみ、経済を活性化させるための金融緩
和が検討されているが、投機ラッシュが重なると、静まっているインフレが再燃
しかねないからだ。
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北京市公安局は5日、サウナや娯楽施設が売春など“風俗産業”の温床になっ ているとして、ホテルやサウナなどでの女性マッサージを禁止する通達を出した。
4月から犯罪撲滅キャンペーンを開始した中国では、売春も各地で摘発され、 上海などでは既に夜間の女性マッサージを禁止。首都の北京では治療用や頭部と 足の裏のマッサージを除き、終日禁止とされた。
昨年春、香港との合弁で北京に開店した高級サウナでは、市の通達と客への理
解を求めるおわびをフロントに掲示。支配人は「お客は多い日で500人を超え
たが、最近はさっぱり。約100人いた女性マッサージ師も今は数人のみ」と閑
古鳥が鳴く状況をぼやいていた。
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香港が中国に返還される来年7月1日、中国人民解放軍は陸、海、空三軍を一 斉に香港に進駐させる。解放軍の発砲で多数の死傷者を出した天安門事件に抗議 して、百万人デモを行った経験を持つ香港住民の不安を鎮めるため、中国側は「 怖くない解放軍」の宣伝に躍起となっている。
中国は1994年4月に香港駐留軍を組織し、香港の隣の広東省深「土川」で 訓練を行っている。駐留軍の規模は最盛時の駐留英軍を上回らないとされ、深 「土川」の後方部隊も含めて八千人程度とみられるが、正確な人数は不明だ。
返還後の「憲法」となる香港特別行政区基本法は、高度の自治権を保障する一 方、防衛について「中央政府から派遣された軍隊が当たる」と規定。さらに、動 乱が起きた場合、全国人民代表大会が非常事態を宣言できるなどとしている。
香港では、中国側の解放軍イメージ向上作戦が目立っており、5月末からは中 国系紙商報と各地域団体が共催する「香港駐留解放軍写真展覧会」が計九カ所で 7月末までの予定で開かれている。
会場では若い男女のタレントが歌で雰囲気を盛り上げ「中国の国旗の五つの星 は何を指しているのでしょう」といったクイズも企画され、正解者にはボールペ ンなどの賞品が渡される。
会場にいた男性(66)は「解放軍の進駐は主権回復の象徴だ。解放軍は恐ろ しくない」と胸を張る。帰宅途中に立ち寄ったという労働者(31)も「今いる 英軍と印象は同じだ。混乱が起きなければ出動はないだろうし」と語る。
しかし、マンション管理人をしている男性(45)は「解放軍が香港の法律を 守るかどうかが心配」と話し、女性(18)も「天安門事件があったので…」と 不安を隠さなかった。
香港紙経済日報が今年初めに行った世論調査では、住民の24%が「解放軍進 駐は心配」と答えた。その理由としては「権力を利用して私腹を肥やす」が25 %でトップ。次いで「軍人の特権乱用」「人権などへの影響」が挙げられた。
駐留軍司令官となる劉鎮武少将は「香港では兵士の自由外出は許さず、外出は 指揮官が率いて組織的に行う。軍による商業活動も許さない」と述べている。
中国系の香港各紙は度々、駐留軍を紹介する一ページ特集を組んでいる。こう
した一連の解放軍の宣伝自体が、香港住民の反発に対する中国当局の懸念の深さ
を示しているようだ。
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中国政府は5日までに、日清、日露両戦争の激戦地として知られる遼東半島南 端の大連市旅順地区を今月10日から対外開放することを正式決定した。戦前、 日本が租借権によって大連とともに実質統治していた軍港都市・旅順は人民解放 軍北海艦隊(司令部・青島)の重要基地があり、外国人の立ち入りを禁じてきた 。軍港など軍事施設周辺は、引き続き未開放地域となる。
日露戦争で両軍が死闘を展開した「203高地」も軍港を見下ろせるため、公 開されない見通しだ。
実際に開放されるのは、軍港とは反対側の西部沿海地区に建設中の経済開発区 や、日露戦争時の「旅順要塞」の一つ東鶏冠山北堡塁、旅順博物館など観光資源 の集中する地域となりそう。大連市は旅順の部分開放を契機に、日本からの投資 や観光客誘致を積極的に進める計画だ。
現在の旅順は人口21万人。行政上は日本企業が大量に進出している大連市に
含まれ「旅順口区」と呼ばれている。日本の租借時代は関東庁、関東軍司令部な
どが置かれ、大陸経営の拠点となっていた。
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光明日報によると、清朝最盛期の皇帝で、中国史上有数の名君として知られる 康煕帝(1654−1722年)の陵墓、景陵が6月30日から一般に公開され た。
景陵は河北省遵化市にある中国最大の陵墓群、清の東陵の中にある。東陵は明 を滅ぼした順治帝(1638−61年)の時代に建設が始まり、5人の皇帝、1 5人の皇后らが葬られている。
康煕帝は台湾に逃れて清朝に抵抗した明の遺臣、鄭成功一族を征討。ロシアと
の国境画定などの業績を上げた。
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中国・湖北省長江(揚子江)中流域の環濠・城壁都市、陰湘(いんしょう)城 遺跡(紀元前約3000年)で、壁面を東西南北の方位に合わせた大型建物跡3 棟が出土したことが、3日までにわかった。発掘調査した日中合同調査団による と、方位をそろえた建造物としては最古とみられる。中国国内で同様の建物が一 般的になる殷代より1300年前に、規格制を持つ建物を造る高度な文明がこの 地域にあった可能性を示すとともに、周辺で稲作跡とみられる遺構も出土してい ることから、稲作の起源との関連についても注目されている。
調査団は福岡市教委などが派遣。現地の荊州博物館と合同で、昨年春と、今年 3月から4月にかけて、遺跡内四か所を調査した。
陰湘城遺跡は東西約580メートル、南北約500メートル。うち遺跡内西側 の約250平方メートルを発掘したところ、東西約10メートル、南北約7メー トルの、壁を立てた建物一棟が出土。西、南側にも同規模とみられる建物計2棟 の一部を検出した。いずれも壁面が方位に一致していた。
中央の建物は、T字形の壁で内部を三つの部屋に区分。壁は柱を入れて立ち上 げたうえ、室内で火をたき、焼成して強度を高めていた。
方位をそろえた建物は、中国では、殷代に入って各地で現れる。権力と直結し て祭祠(さいし)を行った場とみられ、陰湘城遺跡でも集落の首長の住居だった 可能性がある。 中国の文明は紀元前約5000年ごろ、黄河中流域で発達した黄河文明が最初 とされてきた。紀元前1700年ごろ、確かな資料が残る最古の王朝・殷が成立 するが、その都・殷墟は陰湘城遺跡の北約600キロにある。
DOS/V パソコンの普及は日本の中国関係者に新天地を提供してくれる。なぜな ら事実上の国際標準機であるこの PC/AT互換機を使えば、中国で発売されるソフ トウエアが日本でも使えるからである。すでに幾つかのアプリケーションソフト が日本でも流通している。代表的なものとして『人民日報』CD-ROM版があり、こ こに紹介する『[登β]小平文選』合訂本電子版もその一つである。いずれもDOS/ Vパソコンであることが必要条件であり、Windows95簡体字版はなくてもよい。あ ればなおさら便利ではあるが。電子版『[登β]小平文選』の場合は MS-DOS3.3以 上であれば動く。もちろん Windows95で動くし、そちらでのほうがはるかに使い やすい。
電子版『[登β]小平文選』は2枚のフロッピーに収められており、ハードディ スクにインストールして使う。ご存じだろうが人民出版社版『[登β]小平文選』 (書籍)には第一版と第二版がある。89年に『[登β]小平文選(1938〜1965年)』が 出されたが、94年7月に『[登β]小平文選』第1巻と名称を改め、しかも4篇が 追加された第二版が出版された。83年に出た『[登β]小平文選(1975〜1982年)』 も同じく94年7月に第2巻と改称され、第二版が出された。こちらは最後の講話 が第3巻に移されたのと引き換えに14篇追加された。第3巻は93年に出版された もので、92年1〜2月の談話要点までの 119篇が収められている。『[登β]小平 文選』合訂本電子版は94年11月に作成された。発行元は同じく人民出版社である が、このソフトの制作は北大火星人(連絡先は清華大学電話楼二層)である。収め られているのは第二版なので『[登β]小平文選』合訂本電子版の中身は最新のも のと言える。
次に実際の操作を紹介しよう。キーボードでも操作できるが、マウスを使うほ うが簡単である。このソフトは基本的には『[登β]小平文選』の「閲読器」=ビ ューワーの類である。1巻、2巻、3巻のなかから任意の語彙を自由に検索し、 それを表示することができる。ある語彙が『[登β]小平文選』の何巻何頁何行に あるか、またいくつ出現するかを瞬時に表示してくれる。しかもその語彙を含む 句や段落をCLIPB.TXTというファイルに保存することができる。CLIPB.TXTはテキ ストファイルなので、編集することも印刷することもできる。ただしそのデータ はGBコードなので、日本語環境でそのまま使うと文字化けを起こす。日本語Wind ows環境でGBコードのデータを扱えるようにするには,一つには中国語入力システ ム(例えば中文起稿やNIHAO for WIN など)に含まれているコンバータを使い、そ のシステムの中国語フォントを使えるようにするという手段がある。もう一つは GB からJIS漢字コードに直接コンバートするソフトを使い、日本漢字の世界に置 き換えることだ。これにはC2J.EXEというフリーソフトウエアが便利で、NIFTY-S erve のCHINAというフォーラムのデータライブラリにあり、それをダウンロード すればよい。C2JはJIS外漢字がある場合はその旨表示してくれるので、あとで個 別に外字処理を施せばよい。もう一つの方法として日本語 Windows95環境下でGB コードのテキストファイルを表示、印刷してくれるフリーソフトウエアがある。 HV.EXEというもので、これも上述のNIFTY-ServeのCHINAフォーラムにある。この 場合はコンバートの必要はない。ただし印刷は16ドットフォントである。中国語 Windows環境で使用するのが最高であることは言うまでもない。
検索は各巻ごとにもできるし、3巻通しでも、あるいは1巻と3巻を、という ような組み合わせも可能である。しかもキーワードの間に空白を入れることによ って複数のキーワードによる検索もできる。キーワード間の関係はor(或関係検 索)にすることもand(与関係検索)にすることもできる。一つの句の中に複数のキ ーワードが含まれる場合、 出現順位を指定して検索することもできる(与有序検 索)。 例えば社会主義と一国両制という順で出現順位を付ければ、後者が先に出 現する場合は該当せず、検索結果に反映されない。検索語彙の入力は画面左下の 角をマウスでクリックして全憧、簡憧、区位を選択できる。ただしいずれも単漢 字入力である。一度に目的の漢字が出てこない時にはピリオドキーを押せば次の 候補漢字列が表示され、カンマを押せばバックする。この点はマニュアルに書か れていない。簡憧とは声母、韻母単位で入力する方式だが、マニュアルにはキー 配列について説明が一切ない。いろいろ推測してみた結果、 ABC入力方式という ものに近いことが判った。ただし韻母ouがどこに設定されているのか不明。キー ワードの入力程度のことだから全憧入力方式を選ぶのが無難であろう。なお主要 なキーワードはすでに候補リストが作られてあり、「挿入」というボタンの左に ある下向きの矢印を押せば『[登β]小平文選』を理解するうえで基本となるキー ワードが簡単に選べる。これは便利である。
目録をクリックし、目録窓口から任意の巻篇を選択すれば、その論文を開くこ とができる。しかも「跳転」(ジャンプ)を選択し、巻、頁、行を入力すれば一挙 にその部分が現れる。本文中の注の番号の部分は色違いになっており、それをク リックすると注釈が表示される。また「設置」で画面の色を変えたり、簡体字と 繁体字の切り替えもできる。まさに電子図書としての醍醐味が味わえる。
以上は基本的に『[登β]小平文選』電子版のオモテの世界を紹介しただけのこ と。実はこのソフトは使い方次第で非常に面白いものに変身するウラの世界があ る。以下にその裏技を紹介しよう。
『[登β]小平文選』電子版のファイル構成を見ると、DATAというディレクトリ の中に DX01.DATとか SEL1.TXTといったファイルが存在し、ここに本文データが 納まっているであろうことは推測できるが、残念ながらこれは DOSテキストファ イル形式ではないため、中身を覗くことができない。しかし上述した通り、検索 した語彙を含む句や段落を摘録したCLIPB.TXT はテキストファイルである。同様 なものとして検索や本文表示を行うと新しく発生するファイルにPARA.TMP、SEAR CH.LST、POSITION.LSTがある。
注を表示させるとDXNOTE.TMPが発生する。それらをHVなどで表示してみると、 PARA.TMPは『[登β]小平文選』の各篇の本文データそのもの、SEARCH.LSTはキー ワードの検索結果一覧リスト、DXNOTE.TMPは注釈であることが判明する。つまり 各篇の正文を表示させる操作を行えば自動的にPARA.TMPという名のテンポラリフ ァイルとして各篇の DOSテキストファイルが作成される。したがって例えば第1 巻第1篇の正文を表示させてPARA.TMPを発生させ、そのファイル名を例えばDX10 01.GB にリネームし、次に第2篇についても同様な処理を行う、という作業を繰 り返してゆけば、『[登β]小平文選』の本文が全文 DOSテキストファイルとして 保存されることになる。私はこの方法で『[登β]小平文選』全文をGBコードのテ キストファイルとしてハードディスクに収めてしまった。この作業に要する時間 は1篇約1分。あっという間に『[登β]小平文選』のデータベースが完成だ。ま たいろいろなキーワードでの検索を行い、その結果一覧ファイルであるSEARCH.L STを、検索したキーワードを入れたファイル名でリネームすれば、そのキーワー ドが何巻何頁何行に存在するというデータが入ったファイルの出来上がりだ。こ の点でWindows95では長いファイル名を扱えるようになったことは大変重宝してい る。
今はWindows95簡体字版も使えるので、GBコードのTRUE TYPEでの印刷はもとよ り、さまざまなデータ処理が可能となった。すでに独力で作ってある『毛沢東選 集』第二版の電子版と併せて、毛沢東、[登β]小平の文体比較などが行えよう。 電子化された情報を素材にすれば、主観的な思い込みによる「読み」ではなく、 客観的に立証可能な科学的分析による[登β]小平研究が可能となろう。その意味 で『[登β]小平文選』電子版の出版は中国研究の新しい手法を提供するものとし て画期的な意義を持っている。これからも同様の電子図書が出版されることを期 待したいものである。
(内山書店『中国図書』1996年7月号掲載、中国フォーラム微机技術会議室
#802より李擴建(cf@china.or.jp)提供)
《華声和語》第94号 編集担当:銭 飛 校正担当:濱田初美、呉 南健 技術担当:銭 飛、横山隆志 編集局長:村木 毅 連 絡 先 com-l-request@come.or.jp 無料購読 Subject: subscribe-com 自動脱退 Subject: unsubscribe-com HELP Subject: help 既刊購読 HELP参照
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