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・=・=・ 中国関係オンライン日本語総合誌 ・=・=・
Ka Sei Wa Go
華 声 和 語
Hua Sheng He Yu
== 第511号 ==
2004年(平成16年)9月 16日発行 1994年(平成6年)11月 1日創刊
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目 次●com/j2004/09c.txt
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新聞簡訊●
中国経済●マイカーブ−ムで問題
文化遺産●敦煌の壁画の保護問題
人物春秋●新しい駐日大使王毅
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★[09/15] 中国人民銀行15日発表の人民元レートは次の通り。(単位、元)
日本円(100円) 7・5274
米ドル(100ドル) 827・67
香港ドル(100ドル) 106・08
ユーロ(100ユーロ) 1015・48
★[09/15] 共同通信社によると、中国商務省は15日、今年1−8月の外国企業の
対中直接投資が実行額で前年同期比18・77%増の435億5900万ドル(約
4兆7700億円)に上ったと発表した。先行指標となる契約額は1−8月で同3
8・89%増の937億9200万ドルだった。
★[09/15] 読売新聞によると、自動車最大手の第一汽車(本社・吉林省長春市)と
日本のトヨタ自動車とは15日、電気モーターとガソリンエンジンを併用して走る
ハイブリッド車「プリウス」を2005年から中国で現地生産することで合意し、
北京市で両社の社長が合弁協定書を交わした。
★[09/15] 共同通信社によると、松下電器産業は15日、日本で売れている高価格
帯の斜めドラム式の洗濯乾燥機を中国を中心としたアジアでも販売する、と発表し
た。
★[09/15] 共同通信社によると、15日付の中国各紙によると、中国政府の引き締
め政策で、4月以降見直しの対象になった固定資産投資プロジェクトは約7万件、
投資規模で17兆2744億人民元(約225兆円)に上ることが国家発展改革委
員会の集計で分かった。
★[09/15] 共同通信社によると、中国訪問中の日中経済協会の代表団(団長・渡里
杉一郎東芝相談役)は15日、中国商務省の安民・次官らと会談。次官は、外国企
業による流通市場への参入や対中投資の規制緩和を着実に進め、市場の透明性向上
に取り組む姿勢を示した。
★[09/15] 共同通信社によると、日本の衣料品ブランドを中国市場に売り込もうと
、
日本貿易振興機構(ジェトロ)と日本アパレル産業協会は15日、11月7日から
9日まで上海で「JAPANファッションフェア・イン上海2004」を開催する
と発表した。日本のアパレル業界が一丸となって中国で開く初の展覧会。
★[09/15] NHKニュ−スによると、中国の中央銀行にあたる中国人民銀行の周小
川(シュウショウセン)総裁は、昨夜(十四日)北京を訪れている日本経団連の奥
田会長と会談し、通貨・人民元に対する切り上げ圧力は弱まっているという認識を
示し、中国の為替政策に批判的なアメリカなどをけん制した。
★[09/15] 読売新聞によると、日本には不法滞在する外国人を雇っていたとして、
人気ラーメン店チェーン会社「大島ラーメン」と男性社長(51)が、入管難民法
違反(不法就労助長)容疑で、東京地検に書類送検された。
★[09/15] 読売新聞によると、農水省が中国に対し、コメのほか、メロンやイチゴ
など国産農産物計12品目の輸入受け入れを求めて本格交渉に入ったことが14日
、
明らかになった。日本が多品目にわたる包括的な農産物の輸出交渉を行うのは初め
て。日本の農産品は中国産の輸入品に押されてきたが、輸出促進で反転攻勢をかけ
る。
★[09/15] 読売新聞によると、成人の鼻粘膜から採取した細胞を使った、脊髄(せ
きずい)損傷の新しい治療法開発に、日本の慶応大医学部の整形外科と生理学の
チームが乗り出した。
★[09/15] 読売新聞によると、中国外務省は14日、温家宝首相が21日からキル
ギスを公式訪問し、首都のビシケクで開かれる上海協力機構第3回首相会議に出席
すると発表した。同会議後、温首相はロシアを公式訪問し、中露首相の定期協議を
行う。エネルギー協力や経済貿易関係の一層の強化について意見交換すると見られ
る。
★[09/14] 共同通信社によると、中国国家統計局が14日発表した8月の小売売上
高は前年同月比13・1%増の4263億元(5兆6440億円)だった。伸び率
は7月の13・2%増からわずかに鈍化した。市場予想平均は13・5%増だった
。
★[09/13] 毎日新聞によると、温家宝首相は13日、北京の人民大会堂で奥田碩・
日本経団連会長ら財界訪中団と会談し、「少数の日本の政治家は大局からものを見
ず、歴史問題について正確な認識を持っていない」と述べた。小泉純一郎首相の靖
国神社参拝などを念頭に置いた批判と見られる。
★[09/13] 読売新聞によると、北京五輪に向け、サポーターの組織化とマナー教育
強化のため、「北京球迷協会」が12日、共産主義青年団北京市委員会などの呼び
かけで設立されました。背景には、8月のサッカー・アジアカップ決勝での反日騒
ぎに対する当局の危機感があるものと見られます。
★[09/13] 毎日新聞によると、日本の川口順子外相は13日、北京の「中国ビジネ
スサミット」で記念講演し、東アジア地域の経済連携について「日中韓3カ国が
リードして東アジア・コミュニティー作りを促進していくことが必要だ」と訴えた
。
また北朝鮮の核問題をめぐる6カ国協議について「今後、より広範な安全保障の議
論を深めていくことができれば、アジア地域の平和と安定にも有益だ」と述べた。
★[09/13] 共同通信社によると、中国の人々に核兵器廃絶を訴えるため、日本の広
島市の秋葉忠利市長は15日、北京へ出発する。4日間の滞在中、核兵器の廃棄を
求める胡錦濤国家主席あての要望書を政府関係者に手渡したり、北京大を訪れ被爆
の実相を学ぶ「広島・長崎講座」の開設を求めたりする。
★[09/13] 読売新聞によると、北京の中南海で唐家セン国務委員は、日本の外相川
口と会談し、中国の東シナ海での天然ガス田開発について、「中国が情報提供しな
いのは遺憾だ」と指摘し、データを示すよう改めて要求した。
★[09/12] 読売新聞によ、日本の奈良市の薬師寺で11日、中国の伝統楽器のユニ
ット「女子十二楽坊」などによるコンサート「音舞台」が開かれ、約5000人の
観客を魅了した。
★[09/10] 朝日新聞により、江沢民中央軍事委主席(前国家主席)が今年夏、軍
事委主席を辞任する意向を文書で共産党政治局に伝えたが、胡錦涛党総書記(国家
主席)らが江氏の辞任問題は議論しないと決めたことがわかった。江氏の引退は中
国指導部の権力構造に大きな変化を引き起こすため、胡氏らは政権安定を最優先す
る立場から、江氏の進退の議論を先送りしたとみられる。
★[09/10]共同通信社により、中国の食肉加工大手の江蘇雨潤(ユールン)食品産
業集団(南京市)などは日本の伊藤ハムは10日、ハムやソーセージを製造する合
弁会社を北京市に設立することで合意、調印したと発表した。
★[09/09] 時事通信社によると、遼寧省の白亜紀前期(約1億2000万年前)
の地層から、小型の恐竜「プシッタコサウルス」の成体1体と34体の子の化石が
まとまって見つかったと、中国・大連自然博物館や米モンタナ州立大などの研究
チームが9日付の英科学誌ネイチャーに発表した。恐竜が子育てをしていたかどう
かはっきりしておらず、これが有力な証拠になるという。
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【中国経済】
マイカーブ−ムで問題
[09/15]共同通信社により、中国がマイカーブームに沸いている。首都北京市では
モータリゼーション(車社会化)に伴い、郊外にレジャー施設が造られ、ドライブ
情報誌なども創刊された。今後も車両台数が爆発的に増えるのは確実で、渋滞や駐
車場不足が既に深刻化している。
「この手の雑誌が受け入れられる時が来た」と話すのは7月に創刊された月刊誌
「楽在車中」の編集者中本徹氏(33)。同誌はマイカーを所有する一般家庭を対
象にした“中国初の生活情報誌”。創刊号では、政府指導者の重要会議が行われて
きた避暑地、河北省戴河など、北京から数時間圏内のドライブコースや、北京市内
のレストランなどを特集した。
「中国では車はステータスシンボルという趣が強い。マイカーを取り入れた生活
スタイルを提唱していきたい」と中本氏。レイアウトに日本の情報誌のデザインを
採用、日中合同のスタッフが編集作業に当たっている。
北京市では、全人口約1456万人のうち約340万人が車の免許取得者とされ
る。4人に1人が車の免許を持っている計算だ。
「中国汽車技術研究センター」によると、昨年の自動車市場は、個人需要が70
%以上を占めた。夏季五輪が開催される2008年までこの傾向は強くなると予測
されており、中本氏も「車を中心としたレジャーが今後さらに充実するのは間違い
ない」と期待する。
市内の大型書店には、ドライブマップの特設コーナーが設けられ、北京周辺に
続々と造られている休暇村や乗馬クラブ、スポーツ施設などをまとめた「旅遊指
南」はベストセラーだ。
車の増加に伴って交通渋滞や事故が多発、駐車場不足も社会問題になってきた。
新華社電によると、現在北京市にある車両の台数約220万台に対し、駐車場は約
60万台分しかない。ほとんどが路上駐車の状態だ。北京の車両台数は五輪前後ま
でに500万台を突破する見通しで、十分な駐車スペースを確保できるかが今後の
課題となる。
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【文化遺産】
敦煌の壁画の保護問題
[09/15] 朝日新聞によると、仏教美術の宝庫、莫高窟(ばっこうくつ)で名高い中
国の敦煌(とんこう)で、敦煌研究院接待部主任の李萍(リー・ピン)さんが弘揚
は「うまく広める」といった意味と観光の支援はその一つだと語った。
ところが壁画には観光客が大敵。人の出入りで石窟内の温度が変化したり、二酸
化炭素が増えたりして壁画が傷む。莫高窟でも変色や剥落(はくらく)がひどいと
いう。公開を始めた79年に3千人だった見学者が、今年の見込みは35万人。見
に来てほしい、でも壁画も守らなくては、という悩みである
。
公開する石窟の数をうんと絞れば、不満が出るだろう。見学の時間を短くしても
喜んでもらえる方法はないか。そう考えて行き着いたのがデジタル映像だ。保存・
研究・利用センターを建設し、模型の石窟内に3次元の映像を映し出す。実際は懐
中電灯でしか見られない壁画が、隅々まで色鮮やかに浮かび上がる。そのあと実物
をさっと見てもらうというわけだ。
「観光客が石窟群を見て回る時間は平均2時間。これを1時間にしたい」と李萍
さん。見学者の7割は午前11時から午後3時に訪れる。それを分散するため、予
約制にすることも検討するという。
4年後の完成をめざすセンターの建設費は2億元(約27億円)で、政府からの
資金だけでは賄えない。「日本の各界に応援していただければ……」と彼女は語る
。
莫高窟を訪れる外国人の7割は日本人だ。力になってあげたいと思う。
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【人物春秋】
新しい駐日大使王毅
[09/13] 毎日新聞によると、王毅・新駐日大使は13日、着任あいさつのため外務
省を訪れ、竹内行夫事務次官と会談した。王氏は、険悪化が指摘されている日中関
係について「(日中共同声明など過去の)3文書にのっとって日本とよく相談した
い。長期に安定的な日中関係の構築に向けて新たな枠組みを作りたい」と意欲を語
った。
[09/11] 共同通信社により、王毅駐日大使(50)が10日、東京の中国大使館に
着任した。王大使は日本語が堪能で、これまで外務次官として北朝鮮の核問題に関
する6カ国協議の議長などを務めた中国外務省の若手エース。
[09/10] 毎日新聞により、王氏は外務省に28歳で入省して以来、アジア局長、外
務次官など、すべての役職に「最年少」という枕ことばがついてきた。
日中関係のギクシャクが続く中、駐日大使にも歴代最年少で就任。外務省きって
の「日本通」に、両国からの期待は高まる。「圧力は大きいが仕事には常に伴うも
の。それがなければ仕事もできない」と言い切る。
03年8月に始まった北朝鮮核問題をめぐる6カ国協議の議長役を務めてきた。
大舞台を取り仕切った人物は、国際社会に強い印象を与えた。
中国外務省内からは「若いころから説得力があり、原則性と柔軟性の双方を持ち
合わせている」という評価と「容易に妥協は許さない」という頑固な一面も伝えら
れる。
文化大革命の時代は黒竜江省に下放され、農村で8年間働いた。「身をもって中
国の本当の社会が分かった。苦しみも経験した。人生にとっては良いことだった」
と振り返る。
今年5月に内臓疾患で手術を受けたが「もう大丈夫です」とすっかり回復した様
子だ。一方で「一つの警告だったかも」と、これまでの激務ぶりをのぞかせた。
日中関係については「懸案をできるだけ小さくし、新しい共存を増やしていきた
い」と語る。2000年以上にわたる歴史的つながりを基盤にした互恵協力の重要
性を訴える。
21世紀にふさわしい日中関係の姿を提示できるかが問われそうだ。
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華声和語 編集担当:範 暁耘 校正担当:高橋 豊
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