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             Ka  Sei  Wa  Go
             華  声  和  語
             Hua  Sheng He  Yu
 
             == 第486号 ==
 
  2004年(平成16年) 2月26日発行  1994年(平成6年)11月 1日創刊
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目  次●com/j2004/02d.txt 
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新聞簡訊 ●
台湾総統選●台湾総統選2候補、違い鮮明
朝鮮核問題●6カ国協議
香港民主化●「愛国者」キャンペーン
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【新聞簡訊】
 
★[02/26] 中国人民銀行発表の元レートは次の通り。(単位、元)
日本円(100円)     7・6512
米ドル(100ドル)    827・70
香港ドル(100ドル)   106・39
ユーロ(100ユーロ)   1050・26
 
★[02/25] 共同通信によると、日本政府は24日までに、大豆やトウモロコシなどの遺

伝子組み換え作物の輸入規制を緩和し、米企業に対し本格輸入を認める決定を
下した。中国は組み換え作物の輸入を規制してきた2002年3月施行の規則を今年
4月20日付で撤廃する。輸入規制に強い不満を抱く米国に配慮し、対米貿易摩擦
の緩和策の一環とみられる。
 
★[02/25] 朝日新聞が伝えた新華社電によると、経済成長に伴って電力不足が問
題化している中国で、今年は2000万キロワット分もの不足が生じる見通しとなっ
た。
電力業界によれば、今年は電力需要が12%伸びるのに対し、供給能力は9%しか
増えないため、さらに事態が悪化するとみられ、すでに供給カットを実施している地
域がある。
 
★[02/25] 共同通信によると、日本文化庁は25日までに、日本の美術館などが海
外から借り入れた美術品が輸送時や展示中に盗難、破損、テロといった被害に遭
った場合、損害の一部を国が負担する「国家補償制度」の導入の検討を始めた。
先進各国の法整備の状況を踏まえ日本に適した制度づくりを目指す。
 
★[02/25] 時事通信によると、中国国務院台湾事務弁公室スポークスマンは25
日の定例記者会見で、台湾の陳水扁総統に本当に誠意があるのなら、大陸と台湾
間の対話再開のため、「一つの中国」の原則堅持で一致したとされる「1992年の
共
通認識」の存在を認めなければならないと強調した。
 
★[02/25] 共同通信によると、日本自民党の脳死・生命倫理及び臓器移植調査会
がまとめた臓器移植法改正案は、本人の書面による意思表示という厳密な条件を大
幅に緩和することで、施行後二十八例にとどまっている脳死からの臓器提供を飛躍
的に増やす狙いがある。
 
★[02/25] NHKによると、アメリカ海軍の第七艦隊の艦船がきのう中国・上海
の港に寄港し、中国側としては、アメリカとの軍事交流の進展を強調することで、
総統選挙を控える台湾が独立志向を強めないよう牽制する狙いもあるものと受け
止められている。
 
★[02/24] 共同通信によると、オーストラリア・クイーンズランド州の最高裁は24
日、
一昨年十一月に友人の台湾人留学生=当時(18)=を川に投げ込んで水死
させたとして過失致死罪に問われた二十一歳から二十四歳までの日本人男子留
学生五人に対し、禁固三年(執行猶予五年)の判決を言い渡した。五人は事件
発生から一年三カ月ぶりに日本に強制送還される。
 
★[02/24] 読売新聞によると、日本国内最大手のインターネット接続サービス「ヤフ

ーBB」の加入者情報が大量に流出していることが24日、明らかになった。加入者

情報が記録されたDVD(デジタル多用途ディスク)をネタにソフトバンク側から現
金
を脅し取ろうとしたとして、警視庁捜査1課に恐喝未遂容疑で逮捕された男は、
「知人の会社役員らを通じてDVDを入手した」などと供述しているという。 
 
★[02/24] 読売新聞によると、日本牛丼チェーンで業界首位の吉野家ディー・
アンド・シーは23日、牛丼の代替メニューとして1月に導入した「焼鶏丼」の販売

を3月中旬に中止することを明らかにした。鳥インフルエンザ発生に伴いタイ産や
中国産鶏肉の輸入停止が続き、在庫が底を尽くためである。
 
★[02/24] 時事通信が伝えた新華社電によると、中国東北部・黒竜江省鶏西市
の炭鉱で23日午前、ガス爆発事故があり、24日午前までに作業員24人の死
亡が確認された。このほかに13人が行方不明となっている。

★[02/24] 共同通信によると、日本環境省と大分県は二十四日、高病原性鳥
インフルエンザが発生した大分県九重町の現場民家から半径十キロ圏内で、ウイル
スを持ち込んだ可能性も指摘される渡り鳥の生態調査を始めた。
 
★[02/24] 共同通信によると、米経済誌フォーチュンが23日発表した、2004年版
「世界で最も尊敬される企業」の上位五十社に、トヨタ自動車(八位)や初登場の
キヤノン(三十三位)など日本企業四社が入った。トヨタは前年の十一位から上昇、

十位以内で唯一の米国外企業となった。
 
★[02/23] 共同通信によると、23日午後零時50分ごろ、成田に向け太平洋上空
を飛行中のホノルル発米ユナイテッド航空879便ボーイング777(乗員十五人、
乗客
二百六十九人)が高度約四千二百メートルで乱気流に巻き込まれた。同機は午後
1時10分、成田空港に無事着陸。客室乗務員三人がけがをし、救急車で病院に運
ばれた。腰や肩を打っていたが、いずれも軽傷。
 
★[02/21] 読売新聞が伝えた新華社電によると、北京市の第12期人民代表大会
(議会)第2回会議は最終日の21日、王岐山・市長代理(55)を北京市長に
選出した。王市長は就任後記者会見し、政府の透明性向上に努める方針を表明。
北京市の交通渋滞について、2008年の北京五輪までに、地下鉄網の整備加速
などで緩和を図る考えを示した。
 
★[02/21] 読売通信によると、日本指定暴力団山口組旧五菱(ごりょう)会系ヤミ
金融グループによるマネー・ロンダリング(資金洗浄)事件で、同グループが約10
億円
分の割引金融債を国際的金融機関「クレディ・スイス香港」にひそかに持ち込み、
換金を依頼していたことが、警視庁の調べで分かった。
 
★[02/21] 時事通信によると、バドミントンの国別対抗戦、女子ユーバー杯のア
ジア予選は20日、クアラルンプールで準決勝が行われ、日本は台湾に0−3で
敗れた。日本は21日の3位決定戦に臨むが、上位4チームに与えられる本大会
(5月、ジャカルタ)への出場権は既に獲得している。
 
★[02/20] 共同通信によると、日本高級豚肉「黒豚」の本場、鹿児島県で宮城県産
「赤豚」の販売がスタート。地元消費者の評判も上々で、香港など世界市場への進
出も計画中。牛海綿状脳症(BSE)と高病原性鳥インフルエンザの影響による
豚肉人気も追い風になっているようだ。この豚は、宮城県畜産試験場が米国原産
のデュロック種を八年かけて改良した「しもふりレッド」という赤毛豚。
 
★[02/20] 時事通信が伝えた新華社電によると、中国はこのほど、同国内で鳥イ
ンフルエンザが発生したことを受けて停止していた日韓米英とシンガポールに対
する一部の家禽(かきん)加工製品の輸出を再開した。
 
★[02/19] 時事通信によると、共産党機関紙・人民日報など19日付の各紙
で全文が公表された党規律処分条例(規定)によると、党員が愛人を囲っている
ことが発覚した場合は除名処分を受けることが明文化された。
 
★[02/19] 時事通信によると、ウィーン国立歌劇場音楽監督を務める指揮者・小
沢征爾氏がウィーンフィル管弦楽団を率い、来週、中国公演を行う。英字紙・北
京ウィークエンドが報じた。ウィーンフィルは24日に北京で、26日と28日
に上海でコンサートを開き、「音楽の都」の伝統の音色を披露する。
 
★[02/19] NHKによると、肝炎などの治療薬のインターフェロンを使って新型肺炎

の症状を抑えられる可能性があることが国立感染症研究所などの研究で明らかに
なった。これは国立感染症研究所とオランダ・エラスムス大学の研究グループが共同

で行ったもので、新型肺炎に感染したサルにC型肝炎などの治療薬、インターフェ
ロンを投与して、症状の進み方などを調べた。
 
★[02/19] 毎日新聞によると、インフルエンザが原因でけいれんや意識障害など
を起こす「インフルエンザ脳症」の患者が、今冬はこれまでに51人に上り、う
ち6人が死亡していたことが18日、日本厚生労働省研究班(班長、森島恒雄・
岡山大教授)のまとめで分かった。
 
★[02/18] 朝日新聞によると、53人が死亡した15日の中国吉林省吉林市のビ
ル火災について、新華社は18日、たばこの吸い殻の火がビルの背後に位置する
簡易倉庫内の燃えやすいものに引火したのが原因だったと報じた。政府調査団の
技術専門家が確認したとしている。また、このたばこを捨てた容疑で、35歳の
男性がすでに警察に拘束されたという。
 
★[02/18] 時事通信によると、米有力調査機関のコンファレンス・ボードは17
日発表した報告の中で、中国経済は今年、10−12%の高成長を達成する
と予想されるものの、リスクも高まっており、対中投資には警戒が必要だとの見方
を示した。 
 
★[02/18] 読売新聞によると、日本造船工業会が17日発表した2003年の国
内造船会社の新造船受注量は、前年比49・8%増の884万トンと大幅に増加
し、1973年の石油危機以降では最多となった。
 
★[02/18] 朝日新聞によると、「中国語」ビジネスが盛んだ。企業の中国進出熱
の高まりで、社員に中国語を学ばせようとする企業が増えていることが背景にあ
る。企業向けの語学研修や語学学校は軒並み、受講生が前年比の1.5〜2倍の
伸びとなっている。
 
★[02/18] 朝日新聞が伝えた新華社電によると、共産党はこのほど、党指導者、
幹部の汚職や恣意(しい)的な政策運営を防止するために党内で相互監督シス
テムをつくる「党内監督条例」を公布し、全党に通知した。
 
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【台湾総統選】
               台湾総統選2候補、違い鮮明
 
◎住民投票「重要」「違法」
 
 朝日新聞によれば、3月20日投票の台湾総統選挙は、21日から正式の選挙
運動期間に入り、2人の候補者による2回目のテレビ討論が行われた。陳水扁(
チェン・ショイピエン)総統(民主進歩党)と、野党統一候補の連戦(リエン・チャ
ン)・
国民党主席が内政や外交、台湾の安全保障を問う住民投票問題などで立場
の違いを鮮明にした。
 
 中国などが台湾独立につながると批判している陳総統の新憲法制定構想につい
て、陳総統は「06年に住民投票で新憲法を制定し、08年に施行するのは、民
主改革と憲政改革の重要なタイムテーブルであり、それを独立のタイムテーブル
とするのは、野党が好むレッテル張りだ」と反論した。
 
 さらに、陳総統は住民投票によって中国に対する防衛能力の強化と中国との対
話を求めるという「台湾住民共通の意思」を示せば、「中共(中国)は絶対にそ
れを軽視できない」として、住民投票の意義を訴えた。
 
 これに対し、連主席は「外からの脅威を前提にした住民投票は違法だ。選挙目
当てで正当性がなく疑わしいものだから、投票しない」と述べ、住民投票への棄
権を表明した。さらに、陳政権の経済政策を攻撃し、国民党陣営には人材がそろ
っているとして、「経済に専念する新政府が必要だ」と訴えた。
 
 また、中国との関係について、連主席は「(中台)両岸は平和で対等、相互尊
重の立場であるべきだが、仮に『一つの中国』を強調するとしたら、それは中華
民国のことだ」と語り、対等の対話を求めるとした。
 
◎当選なら就任前に訪中=野党総統候補の連氏
 
 時事通信によると、3月20日投票の台湾総統選挙で野党統一候補として政権
奪還を目指す最大野党・国民党の連戦主席は24日、日本人記者団と会見し、当
選すれば5月20日の就任式までに中国を訪れたいとの意向を表明した。
 
 連氏は「民主進歩党政権は鎖国政策を取っている」と述べ、再選を狙う陳水扁
総統の対中姿勢を批判。海路、空路の中台直航便を2年以内に開設する考えを改
めて示した上で、中国との間に自由貿易協定(FTA)に似たメカニズムを構築
したいと語った。
 
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【朝鮮核問題】
              6カ国協議
 
◎具体的成果目指す、と北朝鮮代表が強調
 
 時事通信によれば、北朝鮮の核問題をめぐる6カ国協議の中国代表団は24日
午前、米朝の代表団と事前協議を行ったのに続き、午後に韓国代表団と会談した。
新華社電によると、北朝鮮首席代表の金桂冠外務次官は中朝協議で「問題解決の
ため、協議の中で柔軟性を示し、具体的な成果が今回得られるよう努力する」と
強調した。
 
 中国の首席代表を務める王毅外務次官は金次官に対し、北朝鮮はこの問題で
「真剣で責任のある態度」を取っていると述べ、25日からの6カ国協議にも、同
様の態度で臨むよう暗に促した。
 
◎「拉致、ミサイル、議題にすべきでない」
 
 毎日新聞が伝えた新華社電によると、金首席代表は順安飛行場で見送りに来た
中国の武東和・駐北朝鮮大使に「日本との拉致問題とミサイル問題は今回の会談
の議題にすべきではない」と語り、日本側をけん制した。同氏がまた、「朝鮮政
府(北朝鮮政府)は先ごろ訪れた日本外務省代表団に朝鮮(北朝鮮)の立場を表
明した。日本は軽率な行動をとるべきではない」と発言した。同時に「中国は会
談が成果を得られるよう大変な努力をした。われわれは中国、ロシアと緊密に協
力したい」「われわれの提出した方策は米国ブッシュ政権の政治利益にも符合す
る。米国が政策を変えるなら核問題は解決できるだろう」とも述べた。
 
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【香港民主化】

        中国政府系メディアが「愛国者」キャンペーン
 
 毎日新聞によれば、香港の民主化に関連し、中国政府系メディアが香港住民に
「愛国者」としての行動を求めた故トウ小平氏の生前の発言を引用してキャンペ
ーン報道を繰り広げている。その真意をめぐって香港では複雑な見方が出ている。
 
 口火を切ったのは中国国営の新華社通信。トウ氏の7回目の命日に当たる2月
19日、84年6月に香港経済界の代表に語った談話を配信した。「香港の自治
は愛国者が主体となるべきだ」と強調し、「自らの民族を尊重するとともに、祖
国の主権回復を擁護し、香港の繁栄と安定を損なわないこと」を「愛国者の基準」
とする内容だった。
 
 中国中央テレビや「人民日報」も関連の評論を紹介。中国系の香港各紙も数ペ
ージを割き、団結や安定の必要性を説いている。香港では昨年7月の50万人デ
モ以降、行政長官の普通選挙などを求める声が高まっている。特に、台湾で総統
選や住民投票が実施されるのを前に、香港での急激な民主化を戒める狙いがある
のではないかとの見方が一般的だ。
 
 9月には立法会議員選挙が行われる。香港の親中派勢力の一部も今月中旬以
降、民主化をめぐる議論の中で民主派議員を名指しで「愛国者ではない」と批判し
たり、「ほえる犬にエサをやるようでは何も覚えない」と発言し、民主派の反発を
招いている。
 
 ただ、トウ氏は「祖国と香港を愛するのであれば、中国の社会主義制度に賛成
することは求めない」とも語っている。このため、同じトウ氏の言葉を使って親
中派の過剰な民主化運動批判をけん制する動きも出ている。
 
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